メガテン初心者が『女神異聞録ペルソナ(PS版)』をやってみた感想 ※令和6年3月17日 『雪の女王編』追記

今更ながらPS版『女神異聞録ペルソナ』をやってみました。

タイトル画面(エヴァ放送の次の年じゃん…)

 

 

 

苦行ゲーでした…   

 

いや、面白かったです。

 

以下、率直な感想を(こいついつも前置きとかねぇな…)

 

【プレイしたきっかけ】

 

以上。

 

ペルソナ1未プレイの友人がなぜペルソナの話を振ってきたのか、正直もう覚えていません。(なんでだ?)

 

ともかくこのゲーム、戦闘終了時に戦闘曲がシームレスに終了する演出があまりにもかっこよすぎる。

これについては後述します。

 

【簡単ストーリー紹介】
ペルソナを呼び出せる儀式(近頃流行ってるらしい)みたいなのをみんなで教室でやったら肩幅の中年※が現れてペルソナが使えるようになった主人公たち。

これが主人公 ピアスの少年

これが肩幅の中年

そのあとなんやかんやあって『セベク』とかいう悪い会社が悪魔を魔界から現代に呼び出して街をめちゃくちゃにしたので「セベクの野望を止めるために戦おう!」という話。

わるい会社 セベク(今見ると意外とちっちゃいな)


はぇ~ペルソナって白昼堂々街中で悪魔と戦闘するようなゲームだったんすねぇ…(よく知らなかったけど人知れず戦うイメージがあった)

 

【ゲーム紹介】

①あまりにも不気味な雰囲気 

 

これ、なんだと思います? ゲームを始めた瞬間に最初に表示されるゲーム画面です。

 

 

 

 

不気味すぎィ!!

 

 

いや正直これ「学園が突如異世界(魔界的な)に飛ばされた」のかと思いましたねこれ。なんだこの不気味な背景…。 

このゲーム全体的に背景こんな感じです。ともかくずっと背景が不気味。

 

そもそもゲームを起動したときに流れるOPの時点で不気味なんすよね。

OP画像1

OP画像2

OP画像3

OP画像4

OP画像5

(でもこの不気味なOPの雰囲気すき)

 

まぁたぶんメガテン全般雰囲気は不気味なんでしょうけど。

 

 

②あまりにも高すぎるエンカウント率

 

 

 

 

 

 

高すぎィ!!(断末魔)

 

5秒に1回敵と遭遇するゲーム。それがペルソナ1。

 

ダンジョン画面(リアルな現実の風景をうまくポリゴンで描写している)

こんな感じのダンジョンを歩いていると数歩歩いただけで敵と遭遇します。ひどいときには1歩歩いただけで遭遇することも。

 

というかダンジョン歩いてるときの主人公の靴音がでかすぎる…でかすぎない? 

 

 

③あまりにも悪い戦闘テンポ

 

なぜか常日頃から斧を持ち歩いている危険な男:マーク

このゲームの戦闘画面です。

基本的にこのゲームの基本技はペルソナを呼び出しての攻撃ですが、1.ペルソナを呼び出す→2.ペルソナの攻撃モーション→3.敵にダメージ という演出が毎回挟まるため非常にテンポが悪く時間がかかります。

 

戦闘モーションカット? そんなもんはねぇよ

 

大体1~3まで10秒ぐらいかかるとして、画像の通りパーティーが4人いると1ターン40秒はかかりますよね。それで敵が倒れてくれるわけでもないし。

 

あと敵のモーションも凝っているため敵の行動ターンにも時間がかかるんですよね…(でも一つ一つのモーションが凝っているため好きです。「デスペルタンゴ」とか)

 

強力な全体攻撃(メギドとか)を覚えると戦闘時間がちょっとは短くなるんですがこのゲーム「戦闘で活躍したキャラに優先的に経験値が割り振られる」というシステムなのでそればっかやってるとパーティーのレベル差がひどいことになります。(よく言われることですがこのシステムのせいで素早さが遅いキャラはレベルが上がりにくい)

 

これは単体攻撃しか持ってないせいでラスダン突入時にレベルが37だった南条くん(ラスダン推奨レベルは50)

 

④あまりにも分かり辛いマップ

 

これが主人公の町 御影町の1丁目

これが御影町の2丁目

これが御影町の3丁目

 

中川「全部同じじゃないですか!?」

 

この町どこも同じような景色しすぎじゃないですかね… (まぁ町なんてそんなもんなんだろうけど。)

 

PS初期でポリゴンが洗練されてないのが原因だと思うけど自分がどこ歩いてるかとか全然わかんないんですよねこれ… ゲーム開始早々「クラスメイトのお見舞いのために病院へ行け」と言われるがこの時点で病院がどこにあるのかがわからず30分彷徨い歩きました。(たぶんみんな経験したはず)

 

※どうやらマップを見る方法があったらしいです。クリアしてしばらくしてから知りました。(マップが見れるかどうかボタンくまなく押したような気がするんだけどな…)

 

⑤あまりにも苦行すぎるダンジョン(このゲーム一番の苦行要素)

 

 

 

 

 

 

 

 

長すぎィ!!(断末魔)

 

このゲームねぇ…ダンジョンがですねぇ…長すぎるんですよ…(あと雑魚含め敵が割と手ごわい)

 

一つのダンジョンに2時間、3時間は当たり前。ひどい時には半日かかることもあります。

 

そしてこのゲームの凄いところがこれ。

 

「2~3時間かけてダンジョンの最奥のボスを倒した後にまた2~3時間かけて入口まで歩いて帰る」

 

 

プレイヤー「ハァ…ハァ…なんとかボス倒したぞ…」

 

 

「えっここからまた歩いて帰るんですか!?」

 

たぶんみんなこれは思ったと思う。

 

 

ちなみにこれ、なんだと思います? 

ラストダンジョンのマップです。

ミキプルーンの苗木

こんな長いのに5秒に1回ぐらいエンカウントして戦闘時間も数分かかるので迷わずに行っても半日はかかります。  

 

そしてただ長いだけではない。ダンジョンの苦行ポイントその2がこれ↓

 

 

 

 

 

 

 

迷いやすすぎィ!!(断末魔)

 

このゲームめっちゃダンジョンで迷います。似たような道しかないため自分が今どこを歩いているのかさっぱり分からなくなる。

 

同じような景色がずっと続くダンジョン

 

プレイヤー「次はあそこの角を右に曲がろう…」

戦闘突入

3分ぐらいかかる

プレイヤー「あれ…?どこを曲がるんだっけ…」  

 

こうなります。

 

プレイ動画とかを見てもらえばわかりますが延々と似たような道を数時間歩き続けるため自分がどこから来てどこを歩いているのか分からなくなります。 

敵に先手を取られた時にはプレイヤーが後ろを振り向くため余計分からなくなる。  

 

なんだこの苦行ゲー…

 

⑥あまりにも分かりづらいシステム

 

・属性について

 

クリアしても把握できてないんでまぁここでも見てください…(なげやり)

keokeoblog.net

 

このゲーム「物理攻撃無効」とか「〇〇属性の魔法は反射」とかそういう雑魚敵が多くて初見殺し多いんですよね…(強力な全体攻撃を反射されてパーティーが壊滅状態になるのはペルソナ1あるあるらしい)

 

まぁともかく「この敵にはこの属性の攻撃が効かない」とかそういうのをトライ&エラーで覚えていくしかないです…これは他のRPGにも言えることですが。

 

 

・敵の状態異常攻撃で何をされたのかの説明が一切ない

 

はい。よく分かりません。

「毒になった」だとか「混乱状態になった」っていうのはステータス異常マークが付くのでまぁ分かるんですがそれがない特殊攻撃は説明が一切ないため何が起こったのかさっぱりわかりません。

 

こんな感じになる

 

特に「3ターンの間味方全体に全ての攻撃を反射する効果を付与する」『すいしょうのかべ』は死ね

 

 

・ペルソナの合体表について

 

 

ペルソナ合体でバルバトスを作る時の合体表

なんだこの画面!? マリオのピクロスか!?

 

マジで意味が分かりません。合体するときに銃弾を混ぜたら魔力が上がるだのとかいうのも説明ないし…

 

(脱線しませんが初見で「えっ序盤なのにもうレベル59のペルソナ使えるの!? 最強じゃん!!」ってテンション上がりましたがこれは「レベル59にならないと使えない」という意味でした…)

 

⑦あまりにも少なすぎるセーブポイント

このゲーム、セーブポイントが少なすぎます。3時間に1回セーブできたら御の字です。

ということは割と強い雑魚敵やら初見殺しのボスに負けたら2~3時間吹っ飛ぶということですね。やったね。

 

ラストダンジョンなんて入口近くにセーブポイントが1つあるだけでそれ以外一切セーブポイントありませんからね。(つまり「ラスボスにどの攻撃が効くか」とか検証するだけで半日無駄にします)

 

私はPSクラシック版でプレイしましたが当時実機でプレイしてた人はセーブポイントがなさすぎるためPS本体が熱暴走してフリーズしてしまう恐怖に耐えながらプレイしてたらしいです。本当にすごい。尊敬する。

 

 

⑧あまりにもかっこいいBGM演出

先ほども書きましたがこのゲームのBGM演出はすばらしいです。

例えばFFやポケモンなど一般的なRPGでは「戦闘終了時に勝利BGMが流れて戦闘が終了」という形がデフォルトですがこのゲームは違います。 

 

「敵を倒してリザルト画面が終わった瞬間に今流れている曲がシームレスに終了する」のです。(言葉で説明するのが難しいのでググって動画を見ていただければわかるかと)

 

これがほんっとにかっこいい。

 

また、戦闘終了時だけでなくボス戦では戦闘開始を意味する「FIGHT」を選んだ瞬間に曲が流れ始めるという演出がありこれがめちゃくちゃかっこよくてテンションが上がります。 

 

不気味なイントロが流れ続ける中、「FIGHT」を選んだ瞬間かっこいい曲が流れ始める演出

 

そして演出がすごいだけでなく戦闘曲がどれもかっこいいのです。

ファンから非常に人気のある『神話覚醒』やボス戦の曲である『死線』は当然かっこいいのですが(あとギャグ戦闘曲の『幼児虐待』すごいすき)、個人的にはザコ敵と戦う時の通常戦闘曲がかっこいいのがデカかった。

このゲーム、プレイ時間の6割ぐらいは通常戦闘BGMを聞き続けることになると思いますが、曲自体がかっこいいので全く飽きることがなかった。

 

難易度が下がり快適になったPSPではBGMが差し替えられているとのことだったので個人的にはPS版をおすすめします。

 

【その他感想】

・魔法の名前が覚えられない&ちょっと気持ち悪い


メガテンの魔法って名前が独特で覚えにくくないですか?

40時間かけてクリアしたのに「タルカジャ」と「マハ」と「マハーガル」と「メギド」と「メギドラ」と「メギドラオン」しか覚えてないっす。あと「永遠の白」←名前かっこよすぎる…

 

ペルソナ4とか5とか若い女の子もプレイしてるらしいけど若い女の子が「マイエイハがさ~」とか「アギラオがさ~」とか言ってるの想像したらちょっと興奮する)

 

・世界観が独特

 

セーブポイントである木が当たり前のように喋る」しペルソナ合体とかをするための「ベルベットルームにいる奴らが何者なのかさっぱりわかんない」しそいつらに対しての主人公たちの反応も全くないままゲームが進んでいく。

この独特な雰囲気が良い味出してますね。

 

当たり前のように言葉を発するセーブポイントである謎の木

この部屋はペルソナ使いになった瞬間に認識、入室できるようになるのかな?

こいつはなんなんだ? 天使?(君なんかキャラデザ浮いてない?)

 

・悪魔との交渉が楽しい

 

楽しい。

このゲーム、新しいペルソナを作るには敵悪魔と会話し、交渉をしてスペルカードというものを手に入れる必要があるのだが、どの悪魔にどのような会話を振るかを考えるのも楽しいし、スペルカードが手に入った時は本当にうれしい。悪魔の台詞も凝ってて非常に面白い。(一度スペルカードを手に入れると愛着が湧いてしまって敵悪魔を攻撃するのをためらってしまうほど) 

戦闘時の悪魔との会話はメガテンシリーズ全般あるらしいがこれがメガテンの楽しさの一翼を担っているのが実感できた。

敵との交渉。(なんじょうくんのこういう意味分からないとこすき)

・おすすめペルソナの話

〇ヴィゾフニル

強すぎる。

 

最後に覚える「ひかりのさばき」が全体攻撃なのに中ダメージを叩きだすのでヤバい。

主人公とヒロインだけで突入することになるラスダン一つ前のダンジョン『アラヤの岩戸』だが、攻略wikiには「敵が非常に強いのでレベル49のセイリュウとかじゃないと厳しいよ」と書かれていて絶望したがこいつと後述のハトホルがいれば余裕で攻略できる。(筆者はアラヤの岩戸突入時にレベルが44しかかなかったのに)

レベル24で降魔できるペルソナの域を超えている。


・ハトホル

パーティー全体に中回復の「メディラマ」が強すぎる。中回復と言ってもラスボス戦(レベル50ぐらい)あたりなら1回使えば体力は満タンになる。

レベル29で降魔できるペルソナの域を超えている。

 

・ゴズテンノウ   

 

 

 

おまたせ。

大正義メギド&メギドラ。 

序盤のお供として有名だが強すぎて筆者はラスボス戦も余裕で使っていた。

魔法が効かないラスボス戦ではタルカジャ複数回かけたあとの物理攻撃の「どくばり」が大活躍。

レベル18で降魔できるペルソナの域を超えている。

 

ちなみにどのペルソナも潜在復活とかいうのは使ってません。(めんどくさいし…)

 

・キャラクターの話

 

みんな良い奴で好き。

南条くんやマークホント良い奴ですき。

だが、予想外だったのがこいつ。



「中学時代にウンコを漏らしたためあだ名がブラウン」という天才的なあだ名を持つ彼。(関係ないけど『メガテンif』には「チャリを盗んだことがあるのであだ名がチャーリー」というキャラがいるらしい。アトラスのあだ名のセンス天才か?)

自分はサブキャラクターはエリーをパーティキャラにしたかったのだが(エリーかわいいよね)、仲間になるキャラの仕様が分からずブラウンを加入させてしまった(これ「ペルソナ1あるある」らしい) 

 

ゲーム序盤の筆者「エリーかわいかったからブラウンなんかじゃなくてエリーを仲間にしたかった…」 

 

 

ゲーム後半の筆者「ブラウン!お前のことが好きだったんだよ!!」

(ブラウンを選択した奴はみんなこうなるらしい)


他にもあと数人選択式の仲間がいるがみんな個性的でどのキャラも非常に人気が高いらしい。

 

~終わりに~

 

(MAPとおすすめペルソナだけは攻略サイトを見ました)

 

ラスボスはタルカジャを複数掛けして物理で殴ればOK。

 

なかなか面白かったです。

 

ただ超苦行ゲーなので今やるなら絶対にPSクラシック版がいいですね。どこでもセーブできるので(ただし1ファイルだけ)。初代PSと違って熱暴走もしないですし。

 

www.amazon.co.jp

 

PSクラシック担当者「あの苦行ゲーペルソナ1をどこでもセーブできるPSクラシックに収録すれば快適になるんじゃね…?」

 

 

いい仕事したと思う



裏シナリオとして『雪の女王編』というのがあるらしいのですがどういう話かしらないのでそちらも楽しみです。ずっと前から気になってたのでペルソナシリーズは近いうちに全部やろうと思います。  

 

ではでは。(次は十三騎兵防衛圏をやりたい…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雪の女王編感想

 

はい。1年ぶりにプレイして雪の女王編をやったので感想を書いていきます。

(特に書くことがないんだよな…)

 

 

 

 

 

①本編開始前の儀式

その1 

 

 

経験者にはもう常識のこととなっていますが、まずは超序盤なのに主人公のレベルを20まで上げます。なぜかというと一番難しいダンジョンから挑むにはレベル21から使えるようになるペルソナ『リリム』が絶対に必要だからです。

このリリム、多くの攻撃が効かないという反則じみた性能を持ったペルソナです。

レベルを21じゃなくて20まで上げるのは雪の女王編突入時にイベントで主人公のレベルが1必ず上がるからです。

 

やりかたとしては主人公の初期ペルソナである『セイメイコンゴウ』のペルソナレベルを5まで上げる→全体攻撃である『マハーガル』を覚える→雑魚敵をマハーガルで一掃

 

という流れになります。

時々属性の関係でマハーガルが効かない敵もいるので、そういう敵相手には逃げたり交渉で戦闘を早く終わらせます。

 

はい。20になりました。

 

 

 

 

 

ちなみにここまでで4時間はかかります。

 

②本編開始前の儀式

その2 

 

これまた経験者にはもう常識のこととなっていますが、カジノでコインを3000枚集めます。なぜかというとコイン3000枚と交換できる『しゃくねつのせきばん』をペルソナ作成時に使うと『メギドラオン』という超強力な全体攻撃を覚えられるからです。(ちょっとペルソナレベルを上げてやればすぐに使えます)

 

これがまた大変らしく、普通にやれば2時間~3時間ほどかかるらしいですが…   

 

今回はPSクラシックでやっているので中断セーブ機能があるのです。

 

 

10分後…

 

 

 

こうなります。

 

ありがてぇ…ありがてぇよPSクラシック…

 

 

PSクラシック担当者「あの苦行ゲーペルソナ1をどこでもセーブできるPSクラシックに収録すれば快適になるんじゃね…?」

 

PSクラシックは良いぞ。

 

分かりづらいですがカジノは雪の女王編突入後もできるので、雪の女王編突入前にカジノをしなくても大丈夫です。(あと今回しゃくねつのせきばんを3つゲットしていますが、使ったのはピクシー用の1つだけです)

 

〇シナリオ突入

 

画像を撮るのを忘れましたが隠しシナリオ『雪の女王編』に突入です。

普通だと行わないような行動をセベク編突入前に行えば行けるのですが…

 

「これRPGで住民と全員会話するようなタイプの人だと下手したら初見で突入しちゃうな…」ってなるほどの突入条件でした。実際初見で突入しちゃった人も何人かいるらしい。

 

タナトスの塔攻略

通常シナリオのセベク編とは違い、学園が異界に包まれてしまい氷漬けになってしまいます。(こういうとこメガテンif(ペルソナ1プレイ前にニコ動でプレイ動画だけ見た)に似てるなぁ…)

 

異界から脱出するには学園にできた3つの塔(ヒュプノスの塔・ネメシスの塔・タナトスの塔)を攻略しなければなりません。

難易度はヒュプノスの塔が一番簡単で、順にネメシスの塔、タナトスの塔となっています。攻略する順番は自由です。

 

これまた経験者にはもう常識のこととなっていますが、あえて一番難しいタナトスの塔から攻略します。

 

なぜかというと最強ペルソナが使えるようになるアイテムをパーティー全員分もらうにはタナトスの塔から攻略しなければならないからです。

 

ですが、そのアイテムを使えるようになるにはラスボスを余裕で倒せるぐらいのレベルが必要なので今回は手に入れても使いませんでした。だってそこまでレベル上げるのダルいし…  

 

というわけで完全に自己満足ですがタナトスの塔から攻略していきます。

 

「敵がつえぇ!!!!!」

 

あたりまえです。このタナトスの塔は通常シナリオでは中盤~後半のダンジョンで遭遇する悪魔がひしめいているからです。メギドラオンを覚えさせたリリムがいなければまぁまず無理でしょう。

 

タナトスの塔ではただでさえ敵が強いのに、戦闘中にメンバーが倒れてしまった場合はそのメンバーのペルソナが封印されてしまうという苦行が待っています。(このゲーム、ペルソナがない状態だと能力が大幅に落ちてしまうため敵の攻撃を食らうとまず即死します)それを取り返すためには『タルタロス』といういちいち敵の強いエリアに入って歩いて取りにいかないといけません。(これがホントダルい…)

 

攻略のポイントとしてはタルタロスに突入する前にその1階上にある装備屋で超強いマシンガン等の装備を整えてからタルタロスに行くことですね。自分はこれをやってなかったのですっげぇめんどくさかったゾ…  

 

〇クリア  

 

タナトスの塔さえクリアしてしまえばあとはもう消化試合です。(マジで)

特に書くことがありません。

 

あぁラストダンジョンの階段を上りまくるところはマジで頭おかしいと思いました。あれを攻略本のマップを見ずにクリアできた人尊敬する…

 

〇クリアした感想  

 

 

 

今回思ったのが「なんじょうくんの初期ペルソナ強くねぇ!?」ってこと。

 

魔法攻撃の攻撃力をアップさせることができる『マハカジャ』(重ね掛け可能)が強すぎる。

最後に覚える『えいえんのしろ』も強いし。

 

正直雪の女王編は

・メギドラオンを覚えさせたリリム

・なんじょうくんの初期ペルソナ

・全体回復役1体(自分の場合はファレグでした)

 

これだけでクリアできます。(PSクラシックの中断セーブ機能を使えばね…)

 

パーティーメンバーのレベルも自分の場合は平均40にも達してなかったですね。(それでもラスボスは倒せます)

 

シナリオについてはセベク編と同様あまり感動はしませんでしたが、どっちかっていうと雪の女王編の方が好きですね。

 

特に一番印象に残ったのが、家では「演劇部なんてやめて勉強だけしていろ」と親に演劇部禁止を言い渡され、学校ではそれが原因で演劇部で部員に辛く当たられ結局は死んでしまったメガネの地味な女の子のボス。(雪の女王編に出て来る敵ボスは全員死人です)シナリオでは主人公たちに「それはお前の心が弱かったのがいけないんだよ」と言われて結局は改心しますが、心の弱い人はああいうときどうしようもなくなっちゃうよね…と。(ペルソナ1の登場人物の悩みってリアルというか現実的なんですよね)

 

あと雪の女王編は表シナリオのセベク編の前日譚みたいな構造になっていて、セベク編の登場人物がイレギュラーな形で登場します。

セベク編で敵の親玉として登場する神取が「こういうイレギュラーな状態になってしまったら雪の女王に協力するか…」と仮面を被ったまま現れたり、セベク編での救済対象であるマキも「大嫌いな学校なんてなくなってしまえばいい」と雪の女王に協力したりしてノベルゲームのイレギュラーシナリオみたいな面白さがありました(Fate/stay nightの桜ルートみたいな)

 

あとセベク編と比べてシナリオが短かったのがありがたかったですね雪の女王編。20時間ぐらいでクリアできました。

 

 

はぁ~やっと終わったペルソナ1…

じゃあ次は2をやっていきますかねぇ…(ロックマンエグゼとかシャニマスもやらないとなぁ…)

 

 

ではでは。

 

〇備考

今回攻略するにあたって精神的にとてもありがたかった動画。

編集もクッソ面白いからペルソナ1経験者は見とけよ見とけよ~

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