スパロボF・スパロボF完結編は本当に難しいのか確かめてみた

 

『ゲーミングE計画』という同人誌がある。

 

ewigesfeld.booth.pm

 

エヴァ好きの変な人たちがエヴァのゲームに関するレビューをあれこれと書いている本である。

筆者も2度寄稿したことがあり、『鋼鉄のガールフレンド2nd』と『新世紀エヴァンゲリオン2PSP版)』についての感想を寄稿した。(鋼鉄のガールフレンド2ndクソゲーっぷりはガチ)

 

エヴァゲーは8割クソゲーというのは有名な話だが、まぁとにかくクソゲーばかりのエヴァゲーをマニアックな人たちが書いて書いて書きまくり、5冊目となったところである問題が生じた。

 

そう、ネタ切れである。

 

そりゃそうである。エヴァのゲームは限られている。1冊に付き5人も6人も感想レビューを書いたらいつかはレビューするゲームがなくなってしまうのは必然であった。

 

そしてこの同人誌の製作者はついに禁断の領域に手を出すことになる。

 

そう。『僕らのいきなり同棲計画!』とかいうどう見てもメインヒロインがエヴァの登場人物であるエロゲーのレビューである。 エヴァが参戦したスパロボの感想レビューの解禁である。

ゲーミングE計画は6冊目にしてついにスパロボのレビューに手を出し始めた。

 

こちらをご覧いただきたい↓

 

ewigesfeld.booth.pm

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(『トップをねらえ!PS2)』……?)

 

 

 

 

 

 

 

 

スパロボに詳しい人なら「あれ?」と思ったかもしれない。筆者も思った。

 

そう、エヴァスパロボに初めて参戦した記念すべき作品である『スパロボF』のレビューがなかったのである。

 

筆者は思った。「難易度も鬼畜らしいし戦闘スキップができないからクソ時間がかかるとのことだし誰もスパロボFに手を出さなかったんだな…」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しょうがねぇなじゃあ俺が書くよ!!!!!!!!

 

 

というわけである。

 

※今回の記事とは別に今年の冬コミ等で販売されるゲーミングE計画最新刊において筆者のスパロボF・F完結編の記事が載る予定です。エヴァゲーのレビュー本らしく今回の記事よりもエヴァに寄ったレビューを書きたいなと思っています。ちなみに↑のゲーミングE計画6においてスパロボαをプレイした方も同じくスパロボFの記事を書くとのことなので、スパロボFのレビューは二つ載る予定です。僕よりも古参のスパロボプレイヤーなのでその方のスパロボFレビュー、楽しみです。

 

・プレイ前の事前情報(難易度について)

 

「最近のBB製スパロボ(第三次Z以降)のシナリオひどすぎるしスパロボなんてただの金のかかった二次創作同人ゲーだろ」と思っている筆者だが、まぁなんだかんだスパロボはまぁまぁ好きである。

 

初めてプレイしたスパロボは第三次α。他にプレイしたことのあるスパロボはD・スクコマ1・K・Zシリーズ(5作)・AP・V・X・30。*1

 

これだけやっていると一スパロボユーザーとしてスパロボFについての評判はそれなりに目にする機会があった。

 

有名なのが「今のスパロボでは考えられないほど難易度が高い」ということと「戦闘スキップ機能がないためプレイ時間がめちゃくちゃ長い」ということだ。

 

他にも、キャラゲーである今のスパロボは「誰でも自分の好きなユニットを使ってクリアできる」が、今から27年も前に発売されたスパロボFはバランスが崩壊しており、ニュータイプ以外は人にあらず」であるとか、「完結編になるとスーパー系ユニット*2でも一撃で沈む」であるとか、「ゴーショーグンは宇宙Bである」とかまぁいろいろである。 *3

 

なので一スパロボユーザーとしていろいろな意味で聖域であるスパロボFはずっと気になっていた存在ではあった。*4

 

・今回プレイするに当たっての縛り、自分ルール

「難易度が超高い」と有名なスパロボF。せっかくなのでその高難易度っぷりを味わうために下記のような縛りを設けてみた。

 

・「リアル系」で始める

↓このサイト*5を見てもらえればわかるのだが、スパロボF(&完結編)は主人公機をスーパー系の機体にするか、リアル系の機体にするかでストーリーが変わる。

ストーリーだけでなく機体やパイロットの入手時期も異なるのだが、これによって難易度がかなり変わることとなる。

 

daisanhinanjo.nobody.jp

 

特に大きいものだと

スーパー系だとシナリオ10(序盤)で入手できるGディフェンサー(『ガンダムmk-Ⅱ』と合体して『スーパーガンダム』になれるユニット)はリアル系だとシナリオ44(Fクリア間近)でやっと入手できる。

二人乗りができる便利な戦力。雑魚MSしかいないF序盤ではありがたい(はず)

スーパー系はシナリオ37の時点で、「恋人がいる」を選べば主人公中期搭乗機『ゲシュペンストmkII』が手に入るが、リアル系はシナリオ49(スパロボF最終話)でやっと入手できる

中盤主人公機

スーパー系だとシナリオ44クリア後に、コン・バトラーV武装が増えるが(二番目に強い武装であるグランダッシャー等)、リアル系だとそれらの武装が追加されるのは最終話ラスト10話前。(遅すぎるだろ)

 

シャイニングガンダムが仲間になるタイミングはリアル系だと中盤からだが、スーパー系では序盤で仲間になる(その後一時離脱し、また中盤から仲間になる)

ぐらいだろうか。なんでスーパー系なのにリアル系ユニットのGディフェンサーが早期に加入するんだよ

 

これによってスーパー系とリアル系でどれぐらい難易度に違いがあるかは後述する。

 

・「恋人はいない」を選択(副主人公を加入させない)

スパロボFは選択肢で主人公に恋人がいるかいないかを選択でき、「恋人がいる」を選択した場合、恋人が副主人公として登場するのだが、今回選んだルートであるリアル系だと副主人公は『激励』と『再動』という超優秀な精神コマンドを覚えるので絶対に「恋人がいる」を選択した方がいい。だが今回はあえて「恋人はいない」を選択する。

 

なお、選択肢として「恋人はいない」を選択したメリットは何一つない。

損をするだけ。 えぇ…(困惑)

 

・常に難易度の高いルート・選択肢を選択

 

スパロボF中盤の『ゴラオン』と『グラン・ガラン』どちらを先に助けに行くかという選択肢では難易度の高いゴラオンルートを選択。さらにその中でも難易度の高い「敵包囲網に正面から突っ込む」という選択肢を選ぶ。

 

ちなみになぜゴラオンルートの方が難易度が高くなるかというと、Fの中で最強クラスのユニットである『ビルバイン』の入手が早くなるため。

ビルバインスパロボだと強ユニットとして有名(SFC時代に大暴れしていた)

 

・機体のHPが回復する精神コマンド(「信頼」・「根性」・「ド根性」・「友情」・「愛」等使用禁止

 

 

ぼく、「信頼」とか「根性」とか「友情」とかでロボットのHPが回復するの嫌いなんでスパロボでこれらの精神コマンドは絶対に使わないんですよね。

 

「信頼」とか「根性」とか「友情」で損傷したロボットが治るか?   治らねぇだろ??????

 

損傷したZZガンダムジュドーの「ド根性」で全回復はしねぇだろ?????????

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにこれにはこだわりがあって、グレンラガンのように「搭乗者の気合や意志の力で機体が修復する描写や理由付けがある作品には「根性」と「ド根性」を使うのは良しという自分ルールがあります。*6

 

・使い捨て強化パーツ(リペアキット・プロペラントタンク等)使用禁止

 

なんか気に入らないんですよね使い捨て強化パーツ。

「使うとロボットが全回復するパーツってなんだよ?」みたいな。

卑怯だし気に入らないので普段スパロボで全く使いません。使用禁止です。

 

 

 

・精神コマンド「みがわり」使用禁止

今のスパロボではもう存在しないのだが、スパロボFには「みがわり」という精神コマンドがある。効果はこんな感じ↓(スパロボWikiより)

 

 

今のスパロボの『援護防御』*7のプロトタイプみたいなものだが、援護防御と違い、「指定したユニットの被弾率が0パーセントでも必ず代わりに攻撃を受ける」、「代わりに攻撃を受けるユニットは防御(ダメージ半減)はしない。100パーセントのダメージを受ける」という違いがある。

なぜこの精神コマンドを使用しないかというと「身代わりを使ったユニットは指定したユニットから30マス離れていようが、50マス離れていようが、超速で接近して、代わりに攻撃を受ける(そして元いたマスに戻っていく)から」である。

 

いや物理的にありえねぇだろそんなの。気に入らない。使用禁止。

 

・『フルアーマー百式改』使用禁止

 

スパロボMX初プレイ時ぼく「フルアーマー百式改かっけぇ… MG出たら絶対買うわ…」

 

今の僕「ダッサ… ノーマルの百式の方が100倍かっこいいわ…」

 

というのは関係なく、難易度が高いと言われるスパロボF完結編において、「超強ユニット」として知られるのがフルアーマー百式改である。(いや、F完で分岐入るまで知らんかったけど…)

スパロボWikiより

www.youtube.com

 

↑こちらでは最強機体ランキング第2位

 

神サイト 第三避難所より 

 

う~ん強すぎる。使用禁止。(こいつ攻撃力2600のメガ粒子砲15発も打てるのかよ…)

そもそも今回はエヴァが随伴するルートしか行かないのでフルアーマー百式改は手に入りません。

 

マスターガンダム東方不敗)を仲間にしない

 

原作で東方不敗が死ぬシーンが感動的だったから生存させたくなかったというか…

というか普通に条件難しいし無理ですね。

 

 

・ぶっ壊れMAP兵器(サイフラッシュ・イデオンソード・イデオンガン)の使用禁止

 

サイフラッシュ(第三避難所より)

な ん だ こ れ 。

移動後に使用可能で敵味方識別機能がある!?(普通のMAP兵器は味方にも当たってしまうというデメリットがあるが、このMAP兵器は味方には当たらない) 

 

強すぎるなんてレベルじゃない。使用禁止。

 

イデオンガン

イデオンソード 

 

説明不要。使用禁止。*8

 

・ヌーベルディザードにバスターランチャーを装備

 

F完結編中盤、『エルガイム』か『ヌーベルディザード』どちらかにバスターランチャー(高威力MAP兵器)を付けるかの選択肢が出るのだが、味方のヌーベルディザードにバスターランチャーを付けると、なぜかバグで敵のヌーベルディザードにもバスターランチャーが付いてしまうのである。

 

スパロボWikiより

画像

画像

 

のだが、筆者はエルガイムを見たことがないので*9「今バスターランチャーを打ってきた敵のユニット、ヌーベルディザードだったっけ?アシュラテンプルだったっけ?」といった感じなので特に難易度の高さを実感することなく終わった…(分岐ルートではエヴァが付いてくるルートしか選んでいないので、バスターランチャーを装備したヌーベルディザードに会うことなくゲームをクリアしたような気がする…)

 

〇迷ったけど今回は使用した要素

 

・精神コマンド『脱力』の使用

 

スパロボの精神コマンドの中でちょっと気に入らないものに『脱力』(敵の気力を10下げる)がありまして、「強すぎる」のと「相手の気力が下がるとか意味わかんなくねぇ?相手に通信してバカみたいなこと言ったりロボットが変な行動をしたりして相手のやる気を下げるのか?」みたいなところがとても気になり作品によっては使わなかったりするんですよ。(サルファとかやりすぎなぐらい脱力かけれるもんね)

まぁでも「リアリティライン的にありえなくもないかな…?」と今回は使いました。(マジンガーZのボスとかナデシコのイズミとかだと普通にやりそうだもんな…?)

う~ん強すぎるよねこの精神コマンド。

 

・『修理』・『補給』の使用

 

「1ターン(1分)で機体をある程度修理できる・補給できるってなんだよ…」と思わないでもないんですが(そもそもメタスに修理装置ってなんだよ…*10)「まぁ『根性』とかでロボットの損傷が治るよりはリアリティあるよな…」ということで修理や補給は毎回使っています。

いやでも「フィンファンネルの弾だとかスーパーロボットのエネルギーを瞬時に補給するボスボロットとかなんだよ…」という感じなのでちょっと気に入らない行動ではあるんだよな…(戦艦に搭載するとHPやEN、弾数が回復するのはロボットものの補給らしくて好きなんですけどね個人的に)

 

 

全然関係ないけどリ・ガズィみたいに撃墜されても別のユニットになって復活する機体がいるじゃないですか。(リガズィはMA形態で撃墜されてもMS形態になるだけでマップから退場しない)

アレも「いいのか…?」という気分になり苦手ですね。

サウンドブースターを付けたファイヤーバルキリーだとかXL-3を付けたレーバテインも撃墜されても生の状態になるだけじゃないですか。

「ありなのか…?」という気がしないでもないです。

 

スパロボF本編についての話

 

この時点で既に5000字使っているのだが、ようやっとスパロボF本編の話をする。(おせぇよ)

 

〇苦行ポイント1 F完結編に入るまで味方モビルスーツが弱すぎる

 

みなさん、「ジュドー・アーシタの愛機」と聞いてどのMSを思い出しますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、ネモですね。

 

しかし、ジュドーはその後乗り換えます!

おなじみのMSなので先ほど外れた人も今度こそは当たると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、ジェガンです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、スパロボFの自軍MSの戦力は大体こんな感じです…

スパロボFにおけるジュドーデフォルト搭乗機は『ネモ』→『ジェガン』です) 

(ちなみにアムロだと『ガンダム』→『リ・ガズィ』(UCガンダムパイロットは宇宙世紀MSへの乗り換え自由なので他のMSへ乗り換えができますが)

 

スパロボFに登場する一番強いMSが『Zガンダム』で2番目に強いMSが『リ・ガズィと聞けば「どれほど強いMS出し渋ってんだよ…」ってのが分かると思います。

 

そして下記↓の要素によりこのゲームは一層泥沼の戦いをプレイヤーに課すことになってしまうのです…

 

 

〇苦行ポイント2 ポ セ イ ダ ル 軍

 

 

オージェ (Auge) (Wikipediaより)
頭頂高20.3メートル、重量23.1トン。
ポセイダル家に伝わるHMで、プディンオージェと、もう1機の計2機が存在した。作中の機体はそのレプリカでA級に相当する。Mサイズのムーバル・フレームにLサイズのジェネレータを搭載する高性能機。13人衆ネイ・モー・ハンに貸与され、物語中盤までエルガイムを圧倒する。また、彼女以外のパイロットが操縦する別の1機が登場する。最大の特徴は、先端部にパワーランチャーを接続可能な両肩の可動式ラウンドバインダー。バインダー内部にはセイバー (×4)、ランサー (×4)、スロウランサー (×30)など多数の兵器を格納し、撤退時の目くらまし用にスロウランサーを一斉射出する用法もある。バインダーを含む機体の各所には、対ビームコーティング機能をもつ金が貼られており、王家のHMらしい豪華さから反乱軍側からは「金ピカ」と呼ばれる。ランチャー接続口は3。ムーバルフレームはMサイズ。おもなヘッドライナーはネイ・モー・ハン。

 

 

このA級ヘビーメタル初登場マップでの自軍最強のMS

 

ガンダムmkII



 

 

このオージェとかいうA級ヘビーメタル。初登場が2話なんです。

その時点での自軍最強MSはガンダムマークトゥー(ジェリド風な呼び)(なんかめっちゃ横向いてる…)。

明らかに戦力が釣り合ってないですが、みんなオージェを倒すためにがんばったと思います。        

 

だって金が足りないから。 *11

 

オージェだけではないですが、基本的にヘビーメタルは「ビームコート」を持っているのでビーム兵器のダメージを1000軽減します。

スパロボFのMSのビームライフルのデフォルト攻撃力は1200~1500程度であるため、1000も軽減されると雀の涙ほどのダメージしか与えられないわけです。

 

スパロボFのリアル系ルート、マジで嫌になるほどポセイダル軍が出てきます。

 

 

おかん「またポセイダル軍かい!?」

 

 

 

自軍の主な戦力のMSは雑魚なのに「ビームコート持ち」、「高威力のMAP兵器バスターランチャー持ち」のヘビーメタルが毎度わらわら出てくるんだからホントうんざりします。

 

ちなみにエヴァはバスターランチャーを打たれると高確率でATフィールドを破られて一撃で沈みます。(そして多額の修理費がかかります)*12

 

〇苦行ポイント3 前後編マップの存在

有名な話ですが、スパロボFには前後編マップがあり、「前編」という名前の付いたシナリオで出撃したパイロットを「後編」で出すと気力が下がった状態で出撃します。*13

 

これがホントにダルい。

 

後述しますがこのゲーム、本当に気力が大事です。

今と比べて気力が100を切ると全然ダメージが入らないんですよ…(そして敵から受けるダメージもかなり上がります)

そのせいでただでさえ弱い味方の部隊を出し惜しみすることになるわけですが、この選択をミスると本当にダルいことになります。

 

これは前編マップだから主力ユニットをZガンダムだけにしていたら思わぬ増援にZが撃墜されエヴァ弐号機と零号機を主力に延々とポセイダル軍にナイフを刺しまくって2時間以上泥仕合をしたシナリオ『アデレード奪回(前)』↓

画像

 

〇苦行ポイント4 戦闘アニメがスキップできない

 

最大の問題点。

もう語られ尽くしているので今回は書くのは控えますがこれがマジでめんどくさい。

このせいでFとF完結編合わせてプレイ時間は100時間を超えるそうです。(通算80話ぐらいあるけど1話1時間以上かかるしまぁ納得だわなと)

 

スパロボF・F完結編をプレイする際には暇つぶしの道具を用意しましょう。僕は延々と二次裏見てました。

 

〇Fの難易度について

 

はい、Fクリア。

 

正直そんなに難しくなかった。マクロス7勢を使わなかった時のスパロボDの方が難しいかも。

ともかく味方MSが貧弱すぎるので、「早く先に進みたい…」という気持ちが勝りグングン先に進みたくなる!(前向きな感想)

 

前述しましたがスーパー系だと序盤でスーパーガンダムが手に入るのにリアル系だと残り数話で加入するのがデカすぎる。Fだとジュドーの搭乗機は一番良くてもジェガンなのでジュドーを使っていくのが相当厳しいんですよ…(筆者はもうジュドーを戦力にするのを諦めてメタスに乗せて逐一修理させてレベル上げてた) もし序盤からスーパーガンダムがあればアムロジュドーの二人乗りにして「幸運」を持っているジュドーで金を稼ぐというプレイングができたんですが…*14

 

スーパー系だと戦力が足らなくて猫の足でも借りたい序盤に『シャイニングガンダム』が早期に加入するのも割と大きいかもなと。あとリアル系だとF完結編になってから登場するルー・ルカスーパー系では早期に加入したりと何かとスーパー系恵まれすぎですよね。

 

というわけでFの時点ではクソめんどくせぇけど死ぬほど難易度が高いわけではありませんでした。

 

では問題のF完結編はどうだったのか…

 

 

スパロボF完結編の特徴

 

〇強いMSがどんどん加入

 

(MSの話ばかりしてすいませんね… ガンダム好きなんで…)

 

Fだと自軍MSがあまりにも貧弱でしたがF完結編に入ると強力なユニットがどんどん加入してきます。第1話から『ガンダムF91*15僕の大好きな『ZZガンダム』、そして筆者がこのゲーム最強だと思っている『νガンダム』。これらのMSが敵をバッタバッタとなぎ倒していきます。

 

ガンダムF91ヴェスバーが強い。

 

νガンダム

νガンダム。このゲーム最強のユニットの一つ

 

こいつらがFの時点で出てきてくれたら快適だったんだけどなぁ…

 

〇MAP兵器解禁

 

Fの時点ではMAP兵器*16を使える自軍ユニットはほぼいません。(『ゴラオン』ぐらい?) いたとしても雑魚です。とても戦力になりません。

 

なので一体一体チマチマと敵を落としていくしかないんですよね。戦闘はスキップできないのに。(だから時間かかるんだよ…)

 

しかしFになってMAP兵器を持つユニットがどんどん現れます。中でもZZガンダムは神です。最高です。結婚してくれ。

 

 

これによってFと比べるとものすごく快適にプレイできます。1回の攻撃で一気に3~4体の敵に攻撃できるだもん。そりゃそうだよ。

 

プレイスタイルにもよると思いますが、これによってFよりもF完結編の方が1マップあたりのクリア時間は短かったです。

 

〇F完結編の敵ユニットの強さ・バランスについて

 

【特に印象に残ったユニット】

 

アッシマー

装甲3250ヨシ! かてぇ…そりゃ散弾なんか効かないよ…(よく引き合いに出されるが装甲を15段階改造したマジンカイザーの装甲値でも3700)

 

エルメス

ブラウ・ブロ


なぜか量産されていて2回行動でオールレンジ攻撃をしてきてアムロを乗せたνガンダムでさえも高確率で撃破される。非常に恐ろしい敵。(1年戦争の時の機体ですよね?)

 

(全然関係ないけどPS2のめぐりあい宇宙のガンダム5号機が主役の話でラスボス的存在がブラウ・ブロなのテンション上がるよね…「ホワイトベース隊のデータから機種特定!」みたいなオペ子の通信とかね…)

 

【F完のバランスについて】

 

やられる前にやる。

スパロボF完結編のバランスを一言で表すならそんな感じである。

敵ユニットは確かに強いが、こちらもFの時と比べると戦力が揃っているので強い。

2回行動で苛烈な攻撃をしてくるのなら攻撃される前に1撃で殺すか、MAP兵器で一方的にダメージを与える。これが鉄則である。(νガンダムのフィンファンネルやヒュッケバインブラックホールキャノン等の長射程武器で敵に攻撃をさせずに一方的にボコるのも有用)

それを意識してやっていると正直そこまで難しくもない。

 

〇難敵と言われるユニットについて

 

〇オージ

エルガイムのラスボス、オージ

www.youtube.com

↑のとおりトラウマとの呼び声も多い

 

https://gelgoog.futene.net/super-robot-war/srw_old/_srw_top.html スーパーロボット大戦旧作研究所より

 

 

 

え~大したことなかったです。




 

改造段階8~10ぐらいの気力148の真ゲッターのストナーサンシャイン一撃でこれですよ。(たぶんクリティカルヒットしてるけど)

真ゲッターは自前で気合を3回使えるので気力を上げるのは大して難しくありません。

また、隼人が『覚醒』と『加速』を使えるので、射程9、攻撃力5800のパワーランチャーがあろうが、一気に懐に近づいてストナーサンシャインをぶち込めます。(画像は『覚醒』を使って2回目のストナーサンシャインをぶち込もうとしているところ)

 

正直この1個前のステージのサイズMまでの機体だけでエルガイムの準ラスボスが乗っているオージたちを落とすところの方がしんどかったよ…(サイズ的にMSぐらいしか出撃できないし)

 

大したことなさ過ぎて肩透かしでした。(こんなんならスパロボDのズール×3体の方がよっぽど絶望感あったよ…)

 

〇バランシュナイル

全然大したことなかった。

そもそもこのマップ自体難易度 そこまで大したことない。(ターン制限もないし)

パイロットのゼゼーナンは性格が「普通」なので雑魚敵倒してたらなんか気力下がってるし…(シンジくんかな?)

 

ヴァルシオン

DCルートだとシロッコが搭乗。

アムロ搭乗&運動性をフル改造したνガンダムのフィンファンネルでさえも高い運動性とニュータイプ能力で命中率100パーセントにはならない。

 

でも「挑発」が普通に効くという…(オージみたいに「挑発」無効とかさぁ…)

全然大したことなかった。

 

 

〇F完結編、クリア

最後の一撃は、せつない。

 

 

え~クリアしました。 

DCルートです。(DCルートの方が難易度が高いと書いてあったので)

攻略情報は見ていません。(クリアした後のマップの攻略情報を見た程度)

 

 

え~大したことなかったです。

 

DとかAPとかZシリーズの難しいマップ(SRポイントは取る)の方がよっぽど難しいと思いました。

 

正直困惑してます。(地形適応真面目に見るなんてF3話の「シャングリラ・チルドレン」ぐらいだったもんな…)

 

余裕ありすぎてこんなこともしちゃってました↓

 

 

とにかくνガンダム(のフィンファンネル)が強すぎます。他にも、F91ヒュッケバイン(リアル系最終搭乗機)・ゴッドガンダムダンクーガなどが強く、Fよりも快適に、楽にプレイできたかもしれません。

 

個人的にスパロボF完結編が難しいと言っている人は↓の要素が分かっていない、フル活用できていないのかな?と思います。

 

〇気力ゲー

 

このゲーム、超気力ゲーです。

気力100の時と気力130の時ではユニットの強さが全然違います。

なので味方の気力を10上げる精神コマンド「激励」が最重要精神コマンドと言っても過言ではありません。*17

 

正直激励をかけられて気力が上がった強ユニット(νガンダムゴッドガンダムヒュッケバイン等)を突っ込ませて、弾やエネルギーがなくなったらボスボロットやコアブースターで「補給」してしまえば基本的に勝てます。

 

気力さえ上がっていれば「スーパー系でも一撃で撃墜される」なんてことはありません。

 

有識者によるとリアル系でも装甲を改造して気力を上げれば全然ダメージを受けないそうです。ホントに気力ゲーです。(そのため、4人乗りで全員が『気合』(自分の機体の気力を10上げる精神コマンド)を覚えているダンクーガがすごい強いわけです)

plaza.rakuten.co.jp

 

 

〇リアル系、スーパー系の役割について

 

F・F完結編では弱いと言われるスーパー系のユニットですが、役割さえ分かっていれば全然そんなことはありません。

スーパー系ユニットは命中率が低く、肝心の高い装甲もFの計算式ではあまり役に立たないため雑魚敵の攻撃には打たれ弱いですが、スーパー系ユニットは攻撃力が高く、1ターンの間必ず敵に攻撃が当てられる精神コマンド「必中」を基本的に持っているためボスユニットに大ダメージを与えるという仕事に徹すればいいです。

リアル系のユニットは運動性が高いため、回避率が高く、命中率も高いのですがほぼ全員「必中」を覚えないため*18ボスユニット(特にリアル系)には攻撃が確定で当たらないことが多いです。 

そのため、ボスには『必中』を覚えている気力を上げたスーパー系のユニットで『熱血』をかけて落とします。

それぞれスーパー系とリアル系には役割があり、これが分かっていれば基本的には普通にクリアできます。

 

ちなみによく「スーパー系は「必中」無しだと攻撃が当たらない」と言われますが、Fの時点では5段階運動性を改造すればそこそこ当たりますし、F完結編に入っても強化パーツ等を付けてやればそこそこ雑魚敵には当てられます。

 

〇クソつよ精神コマンド『挑発』

スパロボFには「挑発」という精神コマンドがあります。

効果は「『挑発』をかけられた敵ユニットはそれをかけてきたユニットだけを狙ってくるようになる」というもの。(一度そのユニットに攻撃したら気が済んでしまうのか効果は解除される)

 

これ、強すぎます。

 

MAP兵器が厄介なユニットもこれを使えば基本的に打ってこないですし*19、ボスユニットを倒す際にはこちらから雑魚敵の群れに突っ込んで、ボスに近づかなくても挑発を使えばそのユニットめがけて全力で近づいてきます。*20

 

どうでもいい話ですが正直この精神コマンド、使うかどうか迷いました。

「一人のパイロットが敵に向かって挑発をしたらキレた敵がなりふり構わず全力で突っ込んでくるとかありえなくねぇ?」という意味で。(アスカや忍やキリーがハマーン・カーンに挑発したところでキレて襲い掛かったりしてこないでしょ…)

ただ今回は「リアリティラインとして全くない話でもないな…」と普通に使っています。(「シャアに未練たらたら~!」とか挑発したら「俗物!!」とか言いながら突っ込んできそうな感じもするもんな…)*21

 

〇各作品の扱われ方・感想

 

機動戦士ガンダム 

自軍ユニットが弱すぎるのに一部敵ユニット(エルメス・ブラウブロ)が強すぎる。

ちなみに僕は1stガンダムに乗っている逆シャアアムロ好きです。(なんか安心感があるんだよな)機体は弱いけどパイロットが強いっていう「やりすぎない」感が好きというか。(逆にニューガンダム×アムロとか「いいのか…?」という気がして落ち着かない感ある)


機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争

第1話開幕早々俺の大好きなバーニィやクリスがアムロたちと当たり前のように会話をしていて「なんかいいなぁ…」という感覚がした。

しかしシナリオで全然喋らないので今回は特に使わず。


機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY

やたら移動力の高いGP-01FBの印象しかない。

仲間にしないとガトーの死に方が世知辛く(ケリィさんとかも世知辛い死に方をする)、「今までのシリーズで毎回出てたキャラなのにこんなしょうもない死に方するのか…」となった。

 

機動戦士Ζガンダム

FのMSの中では間違いなく最強のMS、Zガンダム

「F完では途中で息切れするので使い続けるのは辛い」という声が多いが、「ハイメガランチャーにかけた改造費がもったいねぇだろ」という思いで使い続けたところ個人的には「F完においても全然使えるな」という感想を持った。(最終話までレギュラーで使ってた)

「Zが息切れするのでカミーユは途中からビギナ・ギナに乗り換える」というのはプレイ前から聞いていたのだが、いざ自分がプレイしてみると「カミーユにはZだろ常識的に考えて…」となり、乗り換えはできなかった。

 

 

個人的に笑ったのが「ジャマイカンがダブデに乗って現れたこと」


いやお前ティターンズだろ。

なんでジオンが開発した1年戦争の陸戦艇なんかに乗ってるんだよ。

なんでジャマイカンをダブデに乗せようと思ったのか、これが分からない。(他になかったのかな…)

 


機動戦士ガンダムΖΖ

すごい好きな作品。良いんですよZZ…。

このゲーム、シナリオライターが激務で体調を崩したらしく、ライターが後半変わったらしいが、リアル系が好きなライターらしくコンバトラーVの主人公やこのゲームオリジナルの主人公すら喋らなくなるのにシャングリラチルドレンたちは後半でもやたら出番があって「いいのか…?」という気持ちになった。(ZZ好きだから俺はうれしかったけどさ…)

いつもは真面目なブライトさんもシャングリラチルドレンと絡むとZZの時のようなノリになるのは「ライターやるなぁ」という気持ちになったという話。

 

このゲーム、やっててちょっとびっくりしたのは「ハマーンジュドーに何の思い入れも持っていない」ということ。この二人ほぼ絡みゼロ。

どうやら第二次から続くこのシリーズのハマーンはシャアに対してしか思い入れがなく、ジュドーのことなどどうでもいいみたいだ。そこはちょっと寂しかった。

 

画像

 

ちなみに「スパロボFのドライセンのトライブレードが強すぎてエヴァのATフィールドを抜かれた」というのはよく聞く話だが、筆者は画像の武器をずっとトライブレードだと思っていた。

本当のトライブレードは背中から出てくる小さい手裏剣みたいなやつ。(いやだってあんな小さい手裏剣みたいなやつがATフィールドを抜いてくるなんて思わないでしょ…)


機動戦士ガンダム 逆襲のシャア

νガンダムが強すぎるという印象しかない。

自分はDCルート選択したからクェスとかサザビーとか出てこなかったししょうがないね。

 

ちなみに昔のスパロボは後期機体乗り換え時に原作を再現した熱い展開等1ミリもなく、インターミッションで「〇〇持ってきたよ~」で済まされるのがデフォである。(今作ではシナリオ再現率が高く優遇されているGガンダムでさえそう)

 

機動戦士ガンダムF91

F完結編1話からいきなり最強クラスのMS、F91登場。

ヴェスバーがあまりにも使い勝手が良すぎるので、「こいつが出てからすごいプレイが快適になったな…」という印象が強い。(あとZZ)


機動武闘伝Gガンダム

シャッフル同盟が出てこないとこじんまりとしているというか「なんか暗いなぁ」という印象。でもまぁそこは原作通りか。

ゴッドガンダムの超級覇王電影弾があまりにも便利すぎてほぼこれしか使っていなかったのは俺だけではないはず。

ホント、F完のマップ兵器様様っすよ。


新機動戦記ガンダムW

序盤からヒイロとリリーナの絡みを原作通りに丁寧にしていて「これで仲間にせずにヒイロが死んじゃうのはかわいそうだよなぁ。W勢仲間にしようかな」とか思ってたらF完で早解きしすぎてトロワが出てくる前にマップをクリアしちゃったりして死亡確定しちゃって少し悲しかった。(ハイメガキャノンが強すぎたんや…)

いや、でも増援でヒイロやトロワが出てくるなんて最初から分からないのにノーヒントでカトルを出撃させて説得しないといけないとかそんなの気づかねぇよ。

ちなみにヒイロ・トロワ・カトルは明確な死亡描写があるわけではなく、原作通りウイングゼロに乗ったカトルが現れた後に「カトル、来い。俺たち3人で決着を付けよう」とヒイロが言い出しそのままフェードアウトするという描写。

なおデュオと五飛は何もしなくても最終話2話前で普通に仲間になります。(少なくともDCルートでは)

というかポセイダルルートに行かないとヒイロ、トロワ、カトル行方不明確定とか扱いひどすぎだろ。ゲスト軍との和解とW勢全員生存両立できないとか…

 

マジンガーZ

攻略サイトだと弱い弱い言われてるけど使ってみると「なんだかんだ火力あるな!?」という感想。

ボスボロットは脱力・補給がある超便利ユニットです。

 

グレートマジンガー

使ってない。

シナリオでもほとんど出番がなくてかわいそうだった。


ゲッターロボ

どうみても指から出ているようにしか見えないゲッタービーム(よくネタにされる)

序盤からボスキラーとして頼りがいがありすぎて「ゲッター1ってこんなに強いロボットだったんだ!?」ってかなり驚いた。

こいつがいないとFはもっと難易度高かったはず。


ゲッターロボG

基本的にはゲッター1と同じく頼れるボスキラー。

改造も引き継ぐし3人乗りだしゲッターはありがたいことこの上ない。


超電磁ロボ コン・バトラーV

超電磁スピンの攻撃力がとてもありがたい。

こいつの最終マップでは第3軍がタイマンでボス(声が悟空)をボコボコにしている中、とどめだけコンバトラーが刺して貴重パーツ『ファティマ』をかすめ取っていくこととなる。(たぶんみんなそうなったと思う)


無敵鋼人ダイターン3

使ってない。

こいつが初登場するマップを早解きしてしまって(戦犯:ハイメガキャノン)増援として現れる前にクリアしてしまった印象しかない。

富野アニメだし原作はいつか見たい。


戦国魔神ゴーショーグン

宇宙Bとよくネタにされるが『脱力』・『挑発』が非常に便利なので最終話までレギュラーユニットだった。(キャラのやりとりが面白くて好きなんすよねゴーショーグン)

Fは精神コマンドを温存していればマップクリア時に経験値が入るので、出撃さえさせていればどんどんレベルが上がっていくのでゴーショーグンも精神コマンドのアシストユニットとしてちゃんと戦力になる。

 

CSのファミリー劇場で昔やってたのを見たが面白かったのでいつか見たいなと思っている。2クールしかないし。(でも続編小説が未完なんだよなぁ…)

 

超獣機神ダンクーガ

最強クラスの機体だと思う。

4人乗りなのに全員『気合』を覚えているのが気力ゲーであるこのゲームにおいてアドバンテージがありすぎる。(『熱血』も全員覚えている)

また、高威力の断空剣のEN消費が10なので使いまくれてめちゃくちゃ便利。

なお、金が全然足りなかったので断空光牙剣は覚えられなかった…

 

エヴァプログレッシブナイフもそうだが、ただ横にスライドするだけで全然動かないのに断空剣の戦闘アニメがめちゃくちゃ気持ちいい。

 

聖戦士ダンバイン

ビルバインはFの中では最強格の機体。

でも自分はハイパーオーラ切り以外の武器を改造する気になれず、反撃時には1000ちょっとのダメージしか与えられないこともありあまりありがたみを感じられなかった。

この機体もZと同じくF完において息切れする機体として有名だが、「ハイパーオーラ切りにかけた改造費がもったいねぇだろ」という思いで最後まで使い続けたのだが「割と強くね?」という印象だった。(最終話までレギュラーで使っていた)

まぁでも自分で気力を130まで上げようとしたら『熱血』に回せる精神コマンドがなくなるので分身&ハイパーオーラ切りによる雑魚狩り専門ユニットにならざるをえないか。

 

重戦機エルガイム

エルガイムMk-1普通に強くねぇ?

全く改造をしていないにもかかわらずパワーランチャー・ビームコーティングが普通に強かった。

2回行動が遅いとよくネタにされるが、普通に出撃させていただけで最終話のちょっと前には2回行動を取得。エルガイムMk-Ⅱのバスターランチャーはそこそこ便利だった。

 

自分はエルガイムは全く興味がなく、富野アニメの中で唯一、見る予定もないのだが今回スパロボでストーリーをざっと見ると「ちょっと面白そうだな」と。

ラスボスのおっさんが若いころ女2人を侍らせていて、その関係性が主人公のダバたちと全く一緒。(ラスボスのおっさんも昔国を滅ぼされ、復讐のために成りあがったという点でダバと出自がかなり似ている) 「2人であいつを取り合っていた時は楽しかったよなぁ…?」と変わり果ててしまったもう一人の女に語り掛ける敵の女副幹部。

主人公は激戦の果てにラスボスを倒したが「自分が国を治めてもラスボスと同じ過ちを繰り返すかもしれない」と悟ったのか田舎へ帰ってしまう。 面白そうな話だなと。

まぁでも優先順位低いし結局見ないかもなぁ。(FSSも興味ないし) 後期OPはすごい好きなんだけどな。


伝説巨神イデオン

大好きな作品。

でも今回はイデオンガン・イデオンソードを使わない縛りをしたので運が良かったら全方位ミサイルをぶちかますだけのユニットだった。

このゲームではバッフクランたちと一緒に未来の世界からタイムスリップしてきたのだが、原作と比べるとバッフクランの絶望的なぐらいの物量、支配力が全く再現されておらずそこはファンとしてとても残念。

原作と違い和解するカララとハルルはなかなかよかったが。(ライターが富野アニメ好きなのかキャラの性格も口調もよく似てたし)

 

トップをねらえ!
大好きな作品。

でも宇宙怪獣と戦わないガンバスターは微妙。

なんかスーパーガッツとか奇跡とかいう技能を覚えるらしいけどそんなの普通にやってたら気づかねぇよ。(そんなの覚えなくてもガンバスターが出るまでF完結編を進められるやつにはそれらに頼らなくてもクリアできる)

大して活躍もさせられなかったし別に使用禁止縛りをしてもよかったかもなぁって。


新世紀エヴァンゲリオン

今回は多くは語るまい。

弱い弱いとよく言われているがシンクロ率補正が非常に高いためあのアムロ&ニューガンダムよりも当てて避けるというのはガチ。

 



ラスボス相手だとあのアムロ&ニューガンダムのフィンファンネルでも命中率100パーセントにはならないのにシンジくんはこれですからね。

 

個人的には「普通に便利なユニット」

 

ただし、まともに使える武装が射程1の『プログレッシブナイフ』しかなく、『必中』を覚えないため切り払いには泣かされることになる。(この時点で強ユニットからは外れるわなと)

 

F完中盤になるとバイアランレベルのMSであれば装甲を5段階改造していても普通にATフィールドを抜いてくるので防御していない時は過信は禁物。

 

本当に大好きな作品なので筆者はこんなことをしていた。

 

こんなアホなことに資金をつぎ込んでも余裕でクリアできるのだから、F完も言われているほど大したことないという話。

筆者が伝えたいのはそれだけ。(なお、エヴァはパレットライフルも改造しとかないと反撃時に10ダメしか与えられないじり貧ユニットになり、プレイ時間がクソ長くなるのでエヴァをメインで使うなら、パレットライフルの改造は絶対にしといたほうがいい)

 

【最終話までレギュラーだった機体】

 

【総括】

え~巷で言われているほど大して難しいゲームじゃありません。

正直がっかりしました。

もし次があればα外伝かな…

でもIMPACTだけは絶対したくないな…  

 

そんな感じで。ではでは~。

 

 

*1:ちなみに筆者は第三次Z以降のBB製スパロボの名倉氏のシナリオに辟易しており半アンチみたいになってきている

*2:ガンダム等のリアルロボット系と比べて「運動性が低いため敵の攻撃を避けられないが、防御力や攻撃力が高いスーパーロボット」のこと

*3:Fでのゴーショーグンが宇宙Bなのはあまりにも有名。

*4:二次裏(may)とか冗談抜きで5日に1回は未だにスパロボFスレが立ってるもんな。マジで

*5:神サイトです

*6:第二次Zのダイ・ガード初登場MAPは初登場時仕様のダイ・ガードが弱すぎて各搭乗者(ダイ・ガードは3人乗り)の「根性」を使わないとクリアできないようになってるとか… それはそれでユニットの個性として面白いなぁとは思います。(僕、第二次Zはボトムズやギアスのルートを選択してたんでそっちのルート通ってないんですよね…

*7:敵から攻撃を受けたユニットの代わりに別のユニットが攻撃を受ける(防御する)行動。エヴァ6話で綾波がやったアレみたいなもん

*8:ぼく、イデオンは大好きだけどもスパロボにおけるイデオンガンの攻撃力と範囲は疑問に思ってるんですよね。原作で亜空間に逃げても狙い撃ちしていたとはいえ攻撃力と射程が9999と無限はやりすぎだしイデオンガンをそんな風にしちゃうとガンバスターのホーミングレーザーとかもあれぐらいにすべきだろと思うんですよフォカヌポゥ(早口)

*9:見る予定もない。富野アニメの中で一番興味がないといっても過言ではない

*10:今なんてエヴァ零号機が修理装置持ってるもんな…

*11:2話の時点でオージェを倒すには『熱血』をかけたゲッター1のゲッタービームが必須。まだ2話なのでゲッター1は「必中」は覚えていません。なお、2話はオージェだけでなく名前有りパイロットの乗ったA級ヘビーメタル『バッシュ』が2機いるので、そいつらも相手にしないといけない。(そいつらも面倒だが、オージェを倒すために精神コマンドを節約しないといけない)

*12:国が一つ傾くよ

*13:デフォルト気力である100を超えた数値だけマイナスされる。前編クリア時の気力が120ならば後編スタート時には気力80でスタートです。

*14:でも原作だと二人乗りでも何でもないスーパーガンダムスパロボオリジナル要素で二人乗りのMSになってるの納得いかないし結局使わなかったかもなぁ…

*15:使い勝手の良さから最強ユニットと言っても過言ではないかもしれない。

*16:複数の敵をまとめて攻撃できる武器

*17:もちろん筆者は誰が激励を覚えるか等を事前に攻略サイトで調べていません

*18:0083のキースはMSパイロットで唯一「必中」を覚えるらしい。でも雑魚すぎて覚えたところで弱すぎて選択肢に入らない

*19:MAP兵器は基本的に移動後に使用不可能なため、位置取りを間違えなければ打ってきません

*20:ただし、シナリオによっては効かない敵もいます。『オージ』とか

*21:いやでも普通そんなことありえねぇよな…

男だけど『アイドリッシュセブン』やってみた(第6部感想)(殴り書き)

 

ギリッギリ間に合った…(今行きの車の中でこの記事書いてます)

 

18時半集合で行きに1時間かかるのに読み終わったの16時40分だからね…

 

時間がないので殴り書きで書きます。またおいおい加筆します。

 

◯第6部感想

後日談みたいな話でしたね。

登場人物たちに苦難が訪れるのは5部で終わりで最終章である6部は丸々みんな楽しそうでしたね。(5部の時点で今までの部と比べるとシリアスさは抑えめだったけどね)

シナリオの量が今までと比べると明らかに短かったので助かった…

 

全部読んだ感想としては個人的には単純な面白さで言ったら1〜3部が一番面白かったかなと。

やっぱりつらい目にあってそれに立ち向かう話のほうが感動するんですよね。楽しそうなところを見るのも好きだけどもね。

 

◯最終的な特に好きなキャラ

 

◯一織

いい奴だし面白い。苦労してる。他人のことばかり考えてるところが好き。

 

◯壮吾

ホントおもしれぇやつ。優しい。

一挙手一投足が面白いのに親の関係で辛い目にあってきたからそういうパートで泣かせてくる。

デフォの立ち絵の目つきは悪い。

 

◯環

マジでおもしれぇやつ。あと優しい。

壮吾の親父にキレたところは本当に感動した。

 

◯八乙女楽

マジでおもしれぇやつ。あとかっこいい。

蕎麦屋に扮してアイドリッシュセブンの楽屋に来るところとか爆笑。(「熱いよ」←ホントすき)

個人的にはマネージャーちゃんと一番くっついてほしいキャラ。

 

◯百さん

めちゃくちゃいい人。

ことあるごとに千さん好き好きオーラを出してるのはちょっとアレだけど千さんのことが好きなんだから仕方ない。

この人が優しかったから黒幕である了さんが改心したところはあると思う。普通にアイドリッシュセブンという物語の功労者だと思う。

 

◯千さん

おもしれー人。

「そうね」←すき

 

◯了さん

マジで悪いやつだったけど改心して良かった…(ZOOLと百さんのおかげだよな)

6章で出てきたところはめちゃくちゃ笑ったと同時にちょっと感動してしまった。

 

これらのキャラは特に好きなキャラなだけであって基本的にこの物語に出てくるキャラはみんな好きです。(天のプロ意識が神がかってるところとか好きよ。プライベートでも優しいし)

 

◯終わりに

友人にこのゲームを勧められ続けて4年。いつか読むよとは言ってたんですが他の作品を消化しないといけなくてなかなかターンが回って来ず。

共通の友人の結婚式で久々に会う機会があったからそれまでに全部読もうと約一ヶ月頑張って読みましたがなかなか面白かったっす。(トータル60時間ぐらいはあったように感じた)

時間があったらまたアニメ版とか見てみようかなと。

 

でもやっぱり自分の中でNo.1アイドル作品は『Wake Up, Girls!』なんですよ…! ホントに感動しますよWUGは!(いつか記事書きたいんだよな…)

あと『ラブライブ!』&『ラブライブ!サンシャイン!!』も大好きな作品。

あと最近だと原作版『トラペジウム』が素晴らしかったなぁ…

やっぱりこれらの作品の方が圧倒的に好きですね。

でもやっぱり読めて良かったですよ『アイドリッシュセブン』。面白かったっす。

 

読み終えた感想を一言。

友人よ、俺は約束は守る男だぜ。

 

 

 

 

関係ないけどアイドリッシュセブンが好きな岡山に住んでるかわいい女の子、恋人として募集中です。

至急メールくれや。(切実)

 

 

ではでは。(次はニトロプラスの作品を発売順に消化していきたいな…あとToheartとかやりたい…)

 

 

 

男だけど『アイドリッシュセブン』やってみた(第5部感想)



期限まであと1週間しか時間がないので今回は短めで。

(あんまり語ることがないというか…)

 

 

〇各キャラの感想

 

〇月雲 了

憑き物が落ちてよかったね…(改心して以降姿を全く現さないのもなんかいいなと) 

百さんに向けた言葉はちょっとグッと来たな。(百さんが了さんのことをずっと無碍にしてなかったから出た言葉だよなと)

三月

前半の3人で夜お酒飲むところの雰囲気好き。

あぁそろそろアイドリッシュセブン終わるんだなぁという気分になった。

 

 

〇一織

 

内緒にしてたことやっと言えてよかったね…(ここ半泣きになってしまった)

ここ「頭が良すぎて昔から友達もいなくて寂しかったけど今は楽しい」とか言い出すの反則だろ。(死ぬ前の花京院かよ)

あと陸へのコントロール云々の不穏な感じもさらっと解決して良かったっすね(「コントロール」って言い方が悪いから言い方変えたら?」とか言われてたけどその通りすぎる…)

 

あとアイドリッシュセブンのメンバーに今まで自分がプロデュース業をしていたことを打ち明けるところの「いや思ったよりも何にもしてなくね…?」とか言われてキレるところで笑った。(みんなが思ってた以上に見えないところで一織はいろいろやってたんだよなぁ…)

 

〇九条さん

憑き物が落ちて良かったですね。

やっぱりかわいそうな人ですよこの人は。(ゼロのことを想いすぎて二重人格みたいになっちゃった人だもんなぁ…)

 

〇環

学校で悠や一織と話してるときのパートの雰囲気すき。(「そこで本読んでる人」)

ここにきて壮五が家族と仲直りしてきたことによる嫉妬描写が…

まさか5部最後のセリフを飾るとは思わなんだ。(ずっと一緒にいることだけが正しいことじゃなくてやりたいことを見つけて巣立っていく道もあるんだという話になるんでしょうね6部は)

 

〇九条天

 

 

アイドリッシュセブンのシリアスなシーンなのに急にギャグぶっこんでくるところ好き。

九条さん相手にもガチギレするんだし本当にプロ意識の塊だよなぁこいつ…。しかもこいつのプロ意識は周りのスタッフやお客さんのことを考えてのプロ意識だからかっこいい

 

直後のここで草。

 

 

 

〇陸

 

 

ここで草。

こいつの天然さは頭の中で一人で勝手に出来上がって完結してる系の天然さなのが笑える。

 

九条さんを説得したいというこいつの想いが九条さんを救ったんだよなぁ…。しかもアイドルらしいやり方で。

 

〇おわりに

 

アイドルの永遠性について触れたシナリオでしたね。

永遠なんてものはなくて、終わりがあるからこそその時が楽しいんだというのはとても同意です。

またこのシナリオでは「アイドルも人間だということ」が語られていましたね。

僕が一番好きなアイドルアニメは「Wake Up, Girls!」なんですがあの作品は「アイドルはファンのために全てを捧げないといけない(当然恋愛なんてしてはいけない)」と思っている人物と「アイドルだって人間なんだ」と思っている人物の思想の戦いの話でもあるわけですよ。

wug-portal.jp

どちらが正しいのかは人によって解釈が分かれることだと思いますが、アイドリッシュセブンでは「アイドルだって人間なんだよ」という結論でしたね。納得がいきました。(僕もアイドルだってアイドルである前に人間なんだと思います)

 

5部をやってて思ったのが「そろそろアイドリッシュセブンが終わるんだなぁ…」ということ。

今までの部と比べてめちゃくちゃシリアスな展開などがなく、比較的穏やかな雰囲気で進んでいった部で良い感じの雰囲気でしたね。(16章しかないから短くて助かった…)

 

ではでは。(8/4(日)9時半校了

 

 

 

 

 

男だけど『アイドリッシュセブン』やってみた(第4部感想)



「今回は他の章よりは感動しなかったかな」というのが第一の感想。

すげぇ笑ったギャグもたぶんなかったし。

 

読んでて最初に思ったのが「ナギのお兄ちゃんがサイコパスすぎて何考えてんのかさっぱりわかんねぇ」ってこと。

「こんなやついるかぁ?」と読みながら思ったのですが三月が一織との関係に例えてナギのお兄ちゃんの気持ちを解説してくれてホント助かりましたね

「あぁなるほどそういう感覚かぁ」と。

ありがとう三月。

 

今回のテーマは「過去の過ちもいつだってやり直せる」ということでしょうかね。

TRIGGERにひどいことをしたZOOLの贖罪と再起がこの部で一番印象的でした(ナギのことよりも)。

大和さんのお父さんもそうですし八乙女社長もそうですよね。(正直八乙女社長がファンの気持ちを省みずにライブをドタキャンした話とかすっかり忘れてたゾ…

 

読んでて良いなと思ったのが「過去に犯した過ちが許されたわけではないこと」

ZOOLの連中がTRIGGERの3人にしたことは本人たちから「許さない」とハッキリ言われる。これが良かったですね。

リュウ兄貴も言っていましたがZOOLの悪意によってファンのみんなにも、TRIGGERの仲間にも、八乙女社長を始めとした関係者の人たちにも迷惑がかかって取り返しのつかないことになった。その人たちのことを考えたら許せるはずがないんですよね。

 

僕もこれまでミスをして人に迷惑をかけたり、人を傷つけたりしたことはあります。

これを読んでるあなたもそうでしょう。

生きてたら誰だってあるはずです。

 

でもその人に直接謝る機会はほとんどないんじゃないでしょうか。(小学生の頃のクラスメイトとか先生だとかそうですよね)

その人たちに許してもらおうと思う事すら傲慢で自分勝手ですだと思います。

でも会ったらたぶん謝るしかないんだろうなと。

 

ZOOLの連中も「許してほしい」から謝ったわけじゃなく、謝るしかないから謝ったんでしょう。

 

犯した過ちが許されることは人生においてほとんどなくて、その人に直接罪を償えなくても、他人に優しくしたり、面倒を見たり、仕事でいろんな人を助けたり笑顔にしたりして他のことでやっていくしかないんですよね。

 

さいきん『おやすみプンプン』という漫画を読んで、あの漫画は「どんなに不幸のどん底に落ちても、罪を重ねても、人はいつだってやり直せる、幸せるなれる」ということを語っている漫画だなぁと思ったのですが今回のアイドリッシュセブン第4部も読んでて似たようなことを思ったわけです。

 

〇各キャラの感想

 

○ナギ

 

少年時代のナギがマジカルここなにハマるくだりが見れて良かったですね。(すげぇ気になってたんで)

良い友人を持ったなホント。

 

○千さん

 

 

ここですよここ。

ここが良かったですよね今回。

 

「ちゃんと想像して。君たちの言葉は、いつだって、僕らをちゃんと、めった刺しにできてるよ」

 

みんながネットで人に否定的な意見を書いたりするのも、これですよね。

そういうので自殺したりする芸能人とか割といるじゃないですか。

 

僕は個人に対する直接的な暴言は書かないようにしていますがそうじゃなくても例えば「〇〇はクソアニメ」だとか「〇〇の脚本はクソ」とかいう意見や呟きはします。でもその作品を作った当人からすればそれは言葉の凶器ですよね。

そりゃあつまらない作品は「つまらない」というのが当たり前だし「製作者が傷つくから」とかそういう理由でつまらない作品を批判しないというのはおかしいので僕はこれからも間違いなく言い続けますが「それを書いたことで傷つく人がいるかもしれない」というのは常に自覚しておかないといけないよなとは思いますね。

 

この『アイドリッシュセブン』という作品は本当に真摯にアイドルという作品を描いていますよね。

「ファンのために本当の自分を偽って、嘘をつくアイドルの姿」・「敵対する人間へのゴシップを流す会社」・「コネや権力を使う人間」。これらは実際のアイドル業界で実際にある話じゃないですか。

それらが肯定的にも、否定的にも描かれますが「アイドルに対する誹謗中傷」という問題にも触れて、ここの千さんのセリフで一つの答えをプレイヤーに突き付けた、そういうところが良かったなと思いますね。

 

 

○大和さん

大和さんが「取り返しのつかないミスをしたり人を傷つけたりした過去、でもその時は精一杯やった結果がそれなんじゃん」みたいなことを言ったところも良かったですけど大和さんの親父さんが言っていた「水風呂」の話が良かったですね。

人と人の縁によってできている芸能界というものをライターさんすごく勉強して、咀嚼してるなぁと感心してしまいました。

 

(あと大和さんと三月の「仲間を頼らずに出ていった」とか「キレて殴ってきた」とか未だにお互いしつこく話題に出すところ草)

 

○三月

前述したけどナギのお兄さんが何考えてるか俺がさっぱり分からないところを「自分がアイドルの面接なかなか受からなかった時に全部才能のある一織がやればいいじゃんと自棄になった。もし一織に任せてたらたぶん嫉妬しながらもいろいろ口を出してただろうしナギのお兄さんもそうなんじゃないかな」とめちゃくちゃ分かりやすい説明をしてくれたことには感謝しかない。(その説明がないとナギのお兄ちゃんが何考えてるのかとか全然分からなかった)

 

そう思えた三月だからこそナギのお兄さんを説得して、結果的に立ち直らせることができたんだろうなと思うんですよね。

過去に一織にそんな感情を向けたことは良いことではないけども、そういう過ちやミスみたいな感情が未来においてナギのお兄さんを動かすきっかけになったわけじゃないですか。

考えすぎかもしれないけどこの部の「過ちを肯定的に描いている」というテーマに沿ってるように感じましたね。

 

 

○環

 

「お前の母さんはそういって、病気になって死んじゃったんだよ」という理ちゃんへのセリフが悲しくて印象的でしたね。

もう環の父親にスポットが当たることはないんだろうけどたぶん相当ひどい家庭環境で、父親へのキレ具合からして傷も深いんでしょうね。

 

あと漏れる漏れないのくだりでちょっと笑った。

相変わらず面白いやつ。(今のところ壮五と同じく一・二を争うほどのお気に入りキャラ)

 

〇一織

 

 

不穏すぎィ!!!!!!!!

 

この「アイドリッシュセブンが一番になるためだったらなんでもやる」一織パートの不穏さはなんなんですかね…(なんなんですかねも何もそりゃ不穏になるでしょう)

ここだと言い方は乱暴だけど「ナギのために何かしてあげたい」という三月の気持ちを踏みにじって陸を目立たせるという選択をしたわけじゃないですか。打算的に。

これが後々大変なことになっていくんじゃ…と思わざるをえないですね。(三月に黙ってプロデュース業をしていることも含めて)

 

でも九条さんに言った「アイドリッシュセブンを世界一のアイドルグループにする」という一織の決意は生半可なものじゃなくて本当なんだ、ガチなんだというのがこういうところに現れてるんですよね。

そのためにはこういうことも必要になってくるのも事実。

マブラヴオルタネイティヴ』において世界を救うために個人の気持ちや想いを踏みにじる選択を取らざるをえない時が何度もあったように、本当に目標を実現するためにはそういったやりたくもないことをやらないといけない時がきっとあるのでしょう。きれいごとだけじゃ目標は実現できない。

一織だってこんなことはしたくなかったでしょう。大好きな自分の兄のことでもありますし。

 

 

ここの「(メンバーのメンタルリフレッシュ的に)どこかのタイミングで、みんなで過ごせるような時間を作らないと・・・」という考えもどこか打算的ですよね。

でもその気持ちの根本には「兄さんや、七瀬さん、マネージャーの夢が叶う」というみんなのことを考えているという気持ちがあるんですよね。

 

一織は頭が良すぎるからこそどこか打算的に考えてしまうところがあるんだと思いますが正直こういうとこちょっと気の毒ですね。

 

こういう一織の行動が残り2章で爆弾として爆発するんだろうなとは思うんですが「ナンバーワングループになるためとはいえ個人の気持ちを踏みにじるようなそんな考えは間違っている!」という話だけで終わらずに「でもそのおかげでアイドリッシュセブンは助かったよね。一織がそういう行動をしてくれたから今のアイドリッシュセブンがあるのも事実だよね」ということについても触れてほしいなぁとか思うわけです。

 

今のところ3部で陸との間にした約束はうまく行ってるね。(まさかネット記事を見ることすら禁じているとは…)

 

 

 

 

〇九雲了

 

この人の気持ちは今回でケリが付いたかな?

 

この気持ち、分からないでもないんですよね。

だってアイドルだとか声優だとかにガチ恋して応援してるファンがその人の結婚報告で絶望してるところ割と見るじゃないですか。(「こんな思いをするのなら花や草に生まれたかった」とか言ってる声優ファンの絶望の言葉ホントすき)

熱を入れなければ、ハマらなければそんな気持ちにならなくても済むんですよね。

 

正直自分はここでの陸との会話を見た時に「こいつを救えるのは陸しかいないんじゃないか」と思ったのですがこの人を救ったのはZOOLでしたね。

「アイドルへの(自分勝手な)失望」もこの人の歪みの原因ですが自分は「家族からの愛情の不足」も大きいんじゃないかな?と3部読んだ時に思ったんですが実際のところどうなんでしょう。

もうこの人の出番は終了なのかな?

 

〇終わりに

今回はそれほどシナリオに熱中しなかったんですがそれでも4000字か… 

あと2部残ってるけど何の話をするんだろう…

今更ですけどこのゲーム、曲が良いですよね。

「この時に流れた曲だ!」って印象的な使い方をしてくるのもグー。(別の友人がハマっているのでプレイしたソシャゲであるシャニマスはそうじゃないんだよなぁ…)

 

次は陸と天の話になるのか。

どんな話になるんだろう。

 

ではでは。

 

〇今回のプラモ話

 

はい、今回もシナリオが超長かったのでシナリオを聴きながらプラモ作ってました。

MG ガンダムAGE-2ダークハウンド

う~んやっぱバンダイのプラモは組み安い…

MGは色分けも完璧でメンタル的にも良い…(額の黒いところは自分で塗らないといけないのがちょっと驚きだったけど)

 

あとはこれ

www.goodsmile.info

 

MODEROIDのファフナーマークニヒト。関節が重さに負けてプランプランなこと以外は造形も完璧で、色の塗り分けもほぼ完ぺきな素晴らしいキットなのですが↓の8本の同化ケーブルだけは銀色に塗らないといけないんですよね。

 

「こんなん楽勝だろ」と思ってマスキングしたらめちゃくちゃ時間がかかるのなんの…

まぁでもそういうことをしながらシナリオが読めるフルボイスのアイドリッシュセブンには感謝ですね。

いや、真面目にちゃんとシナリオは聴いてるんですよ? ホントだよ?

(そろそろ積んでるプラモがなくなってきたな…)

 

今回はそんなところで。

ではでは。(7/28(日)22時校了

 

 

 

 

 

男だけど『アイドリッシュセブン』やってみた(第3部感想)



 

長かった…  

 

毎回思うんだけど1部15時間ぐらいないかこれ…?

 

 

今回は芸能界の闇の部分というか、権力や暴力の話がメインでしたね。

そして終始繰り広げられるのが騙し合いや心理戦。

その裏で語られるテーマは「父親」ですかね…(または「親」もしくは「家族」ですかね)

 

3部までやってだいたい分かってきたんですけどマジで毎回怒涛の展開が次から次へと起こりますよね… 

 

そしてシリアスな話の中で急にキレのあるギャグがぶっこまれてくる。

えぇ今回も笑わせてもらいましたよ…(でも泣きそうになるぐらいグッと来るシーンも今回は多かったです)

 

〇各キャラの感想

 

○百さん

 

危ない橋渡りすぎだろ…

 

この人ね…人が良すぎますよ…

一回恩を受けたらその人のことを永遠に無下にできないタイプですよね。(いるいるこういう人)

なんだかんだいってこの人は月雲 了のことを見捨てることができないというか。

なんだかんだいって月雲 了と最後まで話し合いをしてましたよね。

ホント人が良すぎる。

第3部はこの人が終始月雲と心理戦をしていてそこも面白かったですね。(裏の裏をかくというか)

さすがに殺されかけたのでもう月雲のことは見限るんだろうか。

う~んでも人が良すぎるから無情にはなれないんだろうなぁ…

 

○千さん

 

「そうね」 ←すき。

第3部始まってすぐの「暑い日に洗車してるところを大和さんと会うシーン」かなり雰囲気好きですね。

1枚絵なんて一つもなくて青空を映してるだけなのに光景が目に浮かぶというか。

アレは演出が見事ですよ。(1枚絵をあえて使わないところが良い)

 

そして万理さんが言っていた通り昔はめちゃくちゃで今はアレでもかなり丸くなってる方だった…(マブラヴのまりもちゃんかな?)

 

この人が人を脅してるシーンが目立ちましたね3部は。

まぁでも仲間のためにそう言うことができる人なんだよなって。(運動神経悪いのに…)

○万理さん

 

1部読んだときに「空気だな」とか思ってごめん…

この人の過去話良かったですね。

どっちかっていうとアイドリッシュセブンの面倒を見て大人しい時よりも百さんや千さんと喋ってるときの方が好み。

 

○大和さん

前述した「暑い日に洗車してるところを大和さんと会うシーン」いいですよね。

「相方に肉を食わせられるんだよ」という千さんの言葉から「他人のために生きれるやつになりたい」と大和さんが思ったシーン、ある意味今の大和さんのオリジンですよねあのシーンは。

 

 

○三月

大和さんにブチ切れる時の三月の言葉良かったよね…

ホント三月は普通に聞いてると恥ずかしいことをストレートに言うんだけどそこがこいつの精神性を表してるよなぁって。

地味に喧嘩が強いことが判明。

 

 

○陸

ここの一織との話してる内容のベクトルが急に違うところに行く会話に草。

今読むとここの陸「一織は俺のこと〇〇だと思ってるんじゃないか」という自意識過剰さが見えますね。(一織のことを意識しすぎ。「一織にこう思ってほしい」だとか「こう思ってほしくない」とか無意識に思ってるから「また俺の悪口言ったな!」みたいに思っちゃってる)

 

終盤の一織との「何があっても私のことを100パーセント信じてください」という会話、Fate SN桜ルートのセルフギアススクロールの会話を思い出した。(バンナム

 

さて、一織との約束が陸がゼロにならない決定的な要因になるのか、それともモンスター問題が5章や6章で語られるのか…

 

 

リュウ兄貴

 

リュウ兄貴が一人で歌うことを決意するところの仲間たちとの絆描写泣きそうになっちゃったよ…

今回はTRIGGERが主役のお話でしたね。

 

○環

 

個人的に第3部MVP

 

 

なんなんだよこの会話wwwwwwwwww

マジで笑った。

 

 

 

そしてここ

ここホント感動してしまいましたね。

いや泣いちゃうだろこんなん。

環の壮五に対する思いの強さ、ホント感動しちゃいますね。

 

壮五の父親が壮五のことを許したの、「ラジオで吐露された壮五の気持ちを知ったから」というのは当然あるとして自分は「壮五のためにこんなに怒れる仲間がいる」ということを知ったからというのもあるんじゃないかなと思うんですよね。

だって環はこの時点で壮五の父親に脅されて警察に突き出されそうになってるじゃないですか。壮五の父親が持っている権力のことを環は十分に分かっている。

普通だったらそんな壮五父を恐れて何もできないはず。

それなのに壮五のためを想ってこんなに怒ってくれる仲間がいたわけですからね。(しかも「あんたをぶん殴る」まで言った)

ここ、壮五だけじゃなく壮五父は環のことも認めたんじゃないかと思うんですよね。(環は壮五父が最も低俗だと思っているタイプの人間なのに)

いやぁすごくよかったです。

 

 

○壮五

 

 

「待って。うまく話せないかもしれないと思って、資料を用意してきたんだ。」

↑wwwwwwwwwwwwwwwwww

 

壮五のこういう真面目にやってるのにアホみたいなことするところホント草。

 

真面目な話をすると2部で壮五がやらかした「いろいろ考えすぎて一人で抱えて最悪のタイミングで理ちゃんのことが環にバレる」というムーブ。壮五のそういうところ。

この父親、一族の中で幼少期から育ったらそうならざるをえなかったんでしょうね…

 

 

○ナギ

幼少期のナギ今と性格違いすぎだろ…(クールすぎる)

あそこからどうやって萌え魔法少女アニメにハマったりかわいい女の子を見境なくナンパするようなやつになるのか…非常に気になる…(全然関係ないですけど初代マクロスの浮世離れした性格のミリアがだんだんマクロス7の頃のただの主婦のおばさんになっていく過程が少しずつ描かれる『マクロスM3』良かったなぁ…)

 

ナギは「悩みがあるなら仲間に打ち明けてくれ」と2部でも3部でも終始言っていましたが少なくとも3部では自分の秘密、悩みを仲間に打ち明けてないじゃないですか。

そこんとこどうなんだってのが4部で描かれるんですかね…

 

〇八乙女社長

 

ここほんっっっと草。

 

なんで「自分の持っているアイドルグループをスキャンダルで陥れた女優が「自殺する!」とか騒いでてヤバい」なんてシリアスな話をしてる最中に急にこんなノリのギャグが出て来るんだよ…

 

1部では悪い人の側面しか出てなかった気がするけど話を重ねるごとに人間らしさというかTRIGGERへの真剣さ、熱い思いみたいなのが良い意味でどんどん出てきて人間らしさが出てきましたよねこの人。最近だんだん気に入ってきた。

 

深読みしすぎかもしれないけどこの人がピンチの時に奥さんが蕎麦の差し入れしてくれてた?

 

〇九雲了

 

まぁ今回の悪役ですよね。

こいつ野放しにしてちゃヤバいだろ…ってレベルの悪。(TRIGGERの拉致や数々の卑劣な暗躍だけじゃなくて百さんと千さんはこの人に殺されかけてますからね…)

 

でも、陸と初めて会った時に陸が「家族は俺に大事なことは話してくれないんだ…」と言った時に「君も…」と言ったあの寂しさがすごく印象に残るんですよね。

この人の歪みの根幹は「家族に嫌われていた。認められなかった」というところで間違いないでしょう。

最後の百さんとの会話でもありましたが「一方的に期待して、一方的に裏切られたと絶望するタイプ」(もし百さんが機転を利かせて「俺が脅したんだ」と言わなければ裏切ったトウマに容赦しなかったでしょうね)

 

他人の嘘を極端に恐れているのかな。

百さんの「シラフの時に聞けよ(ド正論)」の時とか「酒でべろんべろんになっている時こそその人が心の底から思っている素直な感情が出るんじゃないか」とか思ってるんじゃないかなって。

 

この人4部以降でも大暴れするんだろうか…

でも4部はナギがメインっぽいからな…

 

〇終わりに

第3部のテーマは「父親」や「家族」なんでしょうね。

大和さんと父親、壮五と父親、環と父親、天の疑似的な父親である九条、「家族になってくれる」と九条に言われたのに裏切られた悠、家族に認められていなかったため歪んでしまった九雲。もしかしたらナギにとって春樹は友人であり、家族だったかもしれない。

 

読んでてそんなことを思いました。(俺、家族もの弱いんだよな…)

 

クリアしたら次の部のキービジュアルがタイトル画面に出て来るじゃないですか。

3部を終えてタイトル画面に4部のキービジュアルが出た時ちょっと泣きそうになっちゃたんですよね。(4部はナギの話なんでしょうね)

 

今回はそんなところです。

 

この記事を書いてる時点で日にちは7月22日。

あ~ホントに時間がねえよ~~~。

間に合わねええええええ~~~~~。

 

ではでは。

 

 

 

 

 

男だけど『アイドリッシュセブン』やってみた(第2部感想)



相 変 わ ら ず ス ト ー リ ー が 面 白 い 。

 

・一織が一時的にアイドリッシュセブンのセンターに

・Re:vale登場

・謎に包まれていた人物,九条登場

・三月のMCとしての成功と挫折、復活

・陸と一織の関係ぎくしゃくと和解

・環の行方不明の妹,理ちゃん登場

・ナギの記者会見

・壮五と環の関係崩壊,仲直り

・環と理ちゃんとの再会

・こけらおとし公演

 

ホントに怒涛の展開の連続で書ききれないぐらいいろいろなことがありましたね。(この章だけでもいろいろ起こりすぎだろ…)

 

相変わらずシリアスな展開が多かったですが,コメディ的なノリ,会話も多く,そこが面白かったです。

 

〇各キャラの感想

○壮五

 

個人的にこの部の主人公だったと思う。

ホントお前よくがんばったよ…

 

この部でお気に入りのキャラになりましたね。

苦労してるしいい奴なんですよホントに…(立ち絵の顔がちょっと怖いけどね)

 

環の妹(理ちゃん)のことで誰かに相談したいけどできない苦悩(環本人に言ってあげたいけど本人からは言わないでと言われている,他のメンバーに相談したら迷惑になるんじゃないかで悩む等)優しすぎて一人で抱え込んでかわいそうでしたよ…

結局最悪のタイミングで環に内緒にしてたことがバレるし。

でもまぁ壮五が変わるために必要な失敗だったと思いますね。

 

環と仲直りする際に環の部屋をドリルでぶち破ろうとするムーブには笑った。(あれアニメでどんな描き方されてるんだろ…)

 

普段セーブされてるけどやらないといけなくなったら行動力が結構過激派なんだよなこいつ…

 

○環

行方不明の妹,理ちゃん登場の部ということもあってかなりスポットが当たりましたね。個人的には第2部2人目の主人公かなと。

粗雑で乱暴だけどなんだかんだ優しいんすよねこいつ…  

 

理ちゃんとのことで壮五にキレたときも怒りの矛先が「自分を信頼して相談してくれなかったこと」「一人前だと思ってくれていなかったこと」にすぐ向くじゃないですか。理ちゃんのことではなく。

そういうところを見ると環がどれだけ壮五に信頼されたかったのかということが分かりますよね。

 

壮五と和解できたし理ちゃんと再開できたしよかったね。

 

○三月

 

陸と同じく前半の曇り要因。

 

1部の謹慎パートでナギに真正面から当たって助けてあげた優しさが自分に返ってきた感じありましたね。

ナギが困ったときには三月が相談に乗ってあげ,三月が曇った時にはナギが立ち直らせてくれるっていう。

こういうの感動するんですよね。(種死でキラに助けられたアスランが,劇場版でキラが諦めた際には殴って立ち直らせてあげたりとかすげぇ好きなんすよ)

 

ちなみに偽のゼロが現れた際には「いや,あんなことをするなんてゼロじゃない」とゼロ大ファンとして見抜いていましたが,もしアレがゼロ本人だった場合,その精神性は僕の好きなアニメ,『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』の主人公『ラウル・チェイサー』になります。(知らねってんだよ…)

 

三月を立ち直らせるときのミスター下岡さんの言葉も良かったよね。

○ナギ

 

相変わらずいい奴。

外国人だからかなんかこうやることが真っすぐですよねこいつは。

今回はゆっくり喋ればカタコトじゃなく普通に喋れることも判明。

大和さんとは違う安心感があるんだよなこいつ。

○一織

 

センターとしてしっかりと仕事をやり遂げるムーブ,陸を支えるムーブ,陸を元気づける時に堂々と陸への気持ちを口にするムーブ,九条さんに宣戦布告するムーブとかっこいい場面が多かったですね。

やっぱ一織はそういうやつなんですよね。

アイドルになったきっかけも兄のためだし人のために生きてるところがあるんすよねこいつは。

陸の歌唱力がすごいということを世間に知らしめたいだとかアイドリッシュセブンを最高のグループにしたいだとか自分のために生きてないじゃないですか。

そういうやつなんすよね。

 

 

あと壮五が陸に遠回しに環のことについて相談するときに例え話で出した「役立たずの一織くん」を本人が聞いちゃうところ不憫すぎるだろww(結局真相知らないから一織は自分が役立たずだと思われてると誤解したままだし)

あそこで「この誤解をきっかけにまた一織が曇る展開になるのでは…?」となったのは俺だけじゃないはず。 

○陸

 

序盤の天にぃとまじめでシリアスな話をしているのに周りがアホみたいなムーブをしまくっててうるさいシーンですげぇ笑った。

「天にぃなんて家族じゃないやい」みたいなこと言っちゃって気にしている。(その後天に謝りきれてないしまた再燃するんだろうなこの問題)

 

二人とも高スペックなブラコン兄弟…学園アイドルマスターかな?

○大和さん

いや僕は信じていましたよ大和さん!!!!!

 これ証拠!!

(知らねってんだよ…)

 いや~やっぱ演技うまいっすねこの人…(あんなこと言い始めたときは一瞬ビビったよホント…)

○天

 

ブラコンの兄の方。

けっこう容赦ないことズバっと言うけどなんだかんだ人が良い奴だよね…

 

序盤の九条さんについて行った理由の話,僕は陸よりも天の方が正しいと思いましたね。

陸と天の両親がエンターテイナーとして精神的に一流じゃなかったというのは事実だったんでしょう。

 

この部のラストで九条さんに言ったセリフ→スタッフロールが流れる演出,好きですね。(九条さんもかわいそうな人なんだなぁということが分かるあの最後の天のセリフで分かるというか。直後にスタッフロールが流れる余韻が良いよね…)

 

○八乙女 楽

 

筆者お気に入りキャラ。

いちいち面白いんすよねこの人。めちゃくちゃいい人だし。

マネージャーちゃんのことはまだ諦めてないんだろうか。

 

 

1章で「八乙女楽のそっくりさんの蕎麦屋」として登場するあたりからもうずっと好き。なんなんだよあのムーブは。(「熱いよ」すき)

 

ホント気になるんだけどこの人蕎麦屋なんてやってる暇あるんすかね… どう考えてもバレるだろ…

 

リュウ兄貴

 

環の『リュウ兄貴』とかいう呼び方が草。

理ちゃんのことを壮五が黙っていた問題で環が「がんばったって結局無駄じゃんか!」とキレ散らかした時には最初「落ち着いて環くん」ぐらいしか言わなかったから「こりゃこの人に環の説得は無理か…?」と思ってたらちゃんとズバっと言って環を説得したりと「やるなぁリュウ兄貴」って感じでしたね。

 

沖縄の人って酒が好きで,酒に強い人が多いらしいんですよね。(仕事の関係で沖縄に行った人が最近言ってた)

なのでリュウ兄貴がああいう描写されてたのもすげぇ納得した。

 

○百さん

 

めっちゃいい人。

保志さんの演技もかっこいいしいいキャラしてるよなぁと。(保志さんもう50歳なのに若いキャラの喋り方ホントうまいよなぁって)

 

社会人になると痛感するけど自分に余裕がない時って人に優しくするの難しいじゃないですか。

自分に余裕がない時でも人に優しくできる人は本物だよなぁと思うわけです。

 

今回この人を見て「本物だよなぁ」と。

それぐらいいい人ですよね。

こういう人にならないとなぁと。(この作品に限ったことではないですがアイドリッシュセブンはアイドルという職業の人を通して,社会人としてどういう人にならないといけないかとかそういうことを考えさせられる作品ですよね)

 

千さんに対してギャグ的なノリで詰め寄るシーンとかもいいっすよね。(素で優しくて接しやすい人なんだろうなぁとああいうのを見てると思う)

○千さん

 

いい人(いい人多すぎだろこの作品…)

なんかこうちょっと掴みどころのない感じがマブラヴの宗像中尉に似てるなぁって。

どうやら大和さんの過去に関わっているそうで。

 

○万理さん

 

『ダイナミックコード』のママじゃなかったのか…

 

1章読んだときは「空気だなこの人」という感想しかなかったんですがここにきて存在感出してきましたね…

 

(全然関係ないけどこの人が公のところでも一人称が「僕」じゃなくて「俺」なの,

福井晴敏さんを思い出すんだよなぁ…)

 

○理ちゃん

ここにきて美少女登場。(歓喜

壮五がこの子のムーブを見て「この行動のめちゃくちゃっぷり…やはり環の妹に違いない」とか確信するところ草。

 

あと天と九条さんこの子と一緒に暮らしてるけどそれって浴室にこの子の下着が置いてあったりするってことでしょう?    イイナァ…

 

 

 

今回各キャラの感想を書くためにgoogle画像検索で各キャラの名前を検索して思ったけどこいつらみんなねんどろいど出てんな…

それだけ人気なんだろうなって思ったという話です。

 

〇終わりに

 

進捗がヤバい。

友人に会うXデーまであと3週間ぐらいしかないのにあと4部も残っている… 

間に合うのかこれ… 

 

今回で確信しましたけどこのゲーム各部の長さけっこうありますよね… 10時間ぐらいあるんじゃないのか…?

 

○今回組んだプラモ  

p-bandai.jp

 

普段MGとマブラヴのノンスケールプラモを中心に組んでるからかめちゃくちゃ組みやすくて感動しましたね。

 

でもやっぱり色分けが足りない…  

 

色分けを考えると結局MG組んだ方がトータルでは楽なんですよね…

それを痛感したキットでした。(腕の赤い部分の塗装だとかバーニアのノズル部分の黄色だとかどうしようかこれ…とくに後者…)

 

 

もうとにかく時間がない。残り3週間足らずであと4部も消化なんてできるのか…?と若干頭を抱えています。(8月に新作をやるゼーガペインの復習もやりたいんだが…)

 

今回はそんなところで。ではでは。

 

 

 

 

 

男だけど『アイドリッシュセブン』やってみた(第1部感想)

 

~友人の結婚式当日~

 

ぼく「結婚おめでと~!」

 

友人(新郎)「ありがと~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイドリッシュセブンをやってくれ

 

 

ぼく「!!!!!!????!?!??!?」

 

というわけでアイドリッシュセブンをやってみた。(どういうわけだよ…)

 

いや~そんだけ推されたらやらざるをえないでしょ。(普通自分の結婚式の日に開口一番にそんなこと言わねぇだろ…)

 

〇ソシャゲについて

blog.hatena.ne.jp

 

この記事でも述べたが筆者はソシャゲが苦手である。

あとやっぱりイケメンアイドルが出てくるゲームって食指が動きにくいっすよ。

やっぱ男ならかわいくておっぱいがでかい女の子がいっぱい出てくるゲームがしたい。(直球) (ブルアカとか)

 

アイドリッシュセブン、PCでプレイできればすぐにでもやったのだが、ノベルゲーを小さいスマホ画面で読むのってどうしても…(その点シャニマスはPCで読めるのでありがたい)

 

いろいろ調べてみたのだが、やはりアイドリッシュセブンはPCではプレイできないみたいだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのためこうした。

 

アイドリッシュセブンを大きい画面でやるためだけに7万出してタブレットを買うムーブ。

 

(一応同じ友人に勧められている学園アイドルマスターが動くスペックのものを買った。当分プレイする気はないが)

 

では、前置きはこの辺で…

 

 

アイドリッシュセブンをプレイしてみての感想】



 

〇ストーリーが面白い

 

このゲーム、ストーリー面白いっすね。

アイドルとして失敗や挫折を繰り返して成功を掴む。

夢へのあこがれ。

仲間との友情、絆。

 

シナリオがきちんとしていてうまいんだよなぁ…  

 

このゲームをプレイしていて1番最初に「おっ?」となったのはここ。

 

ライブ当日に体調が超絶悪いのに無理してライブ会場に向かう超人気アイドルグループTRIGGEERの九条天(画像一番右のキャラ)が主人公たちのグループに言った言葉。

 

いやぁめちゃくちゃ立派ですよ。

こんな言葉が出て来るとかシナリオ書いてる人のプロ意識、アイドルに対する解像度、本当に高い。立派すぎる。

これを読んで「あぁこの作品たぶん大丈夫だわ」と謎の安心感があった。

 

このシーン以外にもキャラのセリフやかけあいの面白さ、シナリオの展開運びが上手い。面白い。

 

ややシリアス寄りで読んでて少ししんどくなることも多いが、先が気になるのですいすいと読めてしまう。

 

ともかくこのゲームはシナリオが面白い。それに尽きる。

 

〇3章に1回シリアスな展開になる

このゲーム、3章に1回はシリアスな展開になる。

第1部は全20章なので1部だけでも7回はシリアスなことになっているということだ。

 

いや…もっと多かったかもしれない。

 

ただ、アイドルというものは大変な仕事であるし(アニメ版アイドルマスターが基本的にシリアスな展開なのけっこう好きです)登場人物が抱えているものもシリアスなものが多いのでこの展開も納得である。

 

これから先まだまだ苦労するんだろうなこいつら…

 

〇登場人物の感想

〇七瀬陸

このゲームの主人公的ポジションのキャラ。

呼吸器系の障害かなにかで長時間の運動や歌唱ができない。(致命的すぎるだろ…) 

 

主人公的ポジションのキャラ全体的に言えるが、優等生すぎてあまり書くことがない。(女性アイドルものだったらいろいろ書けるからこういう時楽だよなぁ…胸とか

 

主人公ちゃん(女)のことを異性として意識してるような描写がちょくちょくある。

 

「アイドルになったきっかけ」が第1章でもう明かされてるキャラの一人。

 

〇和泉一織

筆者お気に入りのキャラ。

こういうイケメン好きなんだよ…

冷静沈着な頭脳明晰キャラなのだがなんというかいちいち面白い。

まずマネージャーである主人公ちゃんのプロデュースをしているのが実質こいつ。(「次はこういう戦略を立てましょう」とか「ここはこうした方がいいですよ」とかは基本的にこいつが考えている)

しかも自分から「あなたは頼りないから全部私が考えます」みたいなことを言ってそういうポジションになった。今のところ主人公と一織以外はそれを知らない。(隠している)

何かあるごとに主人公ちゃんが一織に相談するのがいちいち面白い。

 

そして言動。

主人公に少し厳しい言葉を述べた後に主人公の反応を見て「可愛い人だなぁ…」とかぽつりとつぶやくところとか笑った。(陸にも言ってたような)

アイドルになった理由は『兄である三月がアイドル志望だったが、先に一織がスカウトされたため「兄も一緒にアイドルにしてくれるならやります」』という交換条件。(兄貴想いのいいやつなんすよ…)

三月以外では特に陸と仲がいい気がする。

自分の失敗でライブがめちゃくちゃになってしまった時には泣いてしまったりと、優しい奴なんです。  

 

でもやっぱいちいちやることが面白い。(こういう真面目なんだけどどこか面白いキャラ好きなんだよな)

 

「アイドルになったきっかけ」が第1章でもう明かされてるキャラの一人。

 

〇二階堂大和さん

筆者お気に入りのキャラその2。

たぶん友人が一番好きなキャラはこの人(ツイッターのアイコンにしてるし…)

メンバーの中で一番大人。

 

無断でTRIGGERの客相手に路上ライブしたのをTRIGGERに謝りに行くときに大和さんが一緒に付いてきてくれる時の安心感ヤバくないですか!?

 

かなり大人なのだが敵の策略でゴシップ記事を流された時には環に対してかなりキレてたので「あの大和さんでもあんなにキレるぐらい効果あるんだ…」ってなった。

 

「復讐のためにアイドルをしている」とのことだがメンバー間で「なんか意味深なこと言ってたけどアレについては触れないでおこう…」って思われてるみたいで草。(空気読まずにそのことについて触れた環とそれに突っ込む壮五とのやりとりを見る限り)

 

思ったよりもバンバンメンバーの過去が明かされる傾向のあるこのゲームの第1部で珍しく過去が掘り下げられなかった人。

 

〇和泉三月

ちょいお気に入りキャラ。

けっこう恥ずかしいことを堂々と言うが、堂々とした性格の表れだと思う。

一番最初に「おっ?こいつ良い奴だなぁ」と思ったのがここ。

良い奴だよなぁこいつ…

直球でこんなこと言えるんだからよっぽどの良い奴だよ…

ここでナギが「自分は美形だから男の友達ができたことがなかった。お前たちが初めての友達だ」と言った時に「初めての友達ならなおさら大事にしないとダメだろう?」とすぐに返すところとかも「良い奴だなぁ」って思う。

 

「アイドルになったきっかけ」が第1章でもう明かされてるキャラの一人。

 

あとナギと喋ってると時々「ノー! ダストボックスシュート!!」みたいなテンションになる時があるの笑う。

 

(関係ないけど中の人の名前『代永翼』って見るたびにイデオンのコスモの中の人に空見する)

 

四葉

アイドリッシュセブンの問題児。

まぁでも毎回ちゃんと反省して謝ってるから… 

 

こいつは女性人気高いだろうなぁと思う。こんなイケメンが子供っぽい性格してたら女さんメロメロでしょ。

 

「アイドルになったきっかけ」が第1章でもう明かされてるキャラの一人。(「離れ離れになった妹さんと会うためにアイドルになった。20章でモブに紛れて普通に出てきたね妹…)

 

海外の有名アーティストがサプライズで事務所に訪れた時に電気工事屋さんと勘違いしてエアコン取り換えてもらうくだりは笑った。(さんざんシリアスな展開をやった後にラスト2章であの展開ですか)

 

〇逢坂壮五

 

立ち絵の目が怖い…怖くない?

超絶常識人。

環がアレだけやってもほとんど怒らないんだからよっぽどいい奴なんだろうと思う。

 

陸が「俺の兄貴はアイドルになるために家族を捨てたんだ…」って言った時に「僕もなんだよ…」とか言った時の「やべぇよ…やべえよ…」感は異常。

(実際にはそんなに深刻な話でもなかったけど)

(なんかこう…あのやりとり『なるたる』で文吾が「須藤さんって…今の活動をするときにけじめとして家族全員殺したらしいぜ…」って言ってたやりとりを思い出した)

 

「アイドルになったきっかけ」が第1章でもう明かされてるキャラの一人。(意外にも1章でここが明らかにされるキャラ多いんだよな)

 

前述の世界的な大物アーティストに環と一織がエアコン取り換えさせた事件でアーティストの大ファンだったためブチ切れたらしい話は草。(環の「俺のせいでストレスで胃潰瘍になった時には全然キレなかったのに…」とかいう感想も草)

 

〇六弥ナギ

筆者お気に入りのキャラその3。

 

すげぇ安心感がある。

こいつが他のメンバーみたいに極端に曇ったりキレたりすることこの先あるんだろうか…

前述紹介したシーンで三月が言ってたように大好きなアニメを見ている時よりも女の子と喋っている時よりも歌ったり踊ったりしている時が一番楽しいと自分で言っていたシーンがあったと思うが、そういうとこ良いよなぁと思う。

 

「アイドルになったきっかけ」が第1章でもう明かされてるキャラの一人。(というか大和さん以外みんな明らかになってね?)

 

○万理さん

 

ダイナミックコードのママに似てね?(ママすき)

今のところ空気。

あとダイナミックコードのママに似てる。(ママすき)

 

○主人公(マネージャーちゃん)

 

「お金貯めてバッグ買いたいですし…」 ←ここ草

 

 

 

 

書いてて初めて気づいたんですけどこのゲームのメインキャラ数字で1~7の名前が付いてたのかよ!(今更気づいた)

めぞん一刻かな?

 

〇終わりに

長い間積んでいましたがなかなか面白かったですね。シナリオが良いっす。

 

あと1か月後に友人に会うのでその時に「アイドリッシュセブンプレイしたぜ!」ってサプライズで記事公表しようと思ってるんすよね。

このゲーム全6部だからあと1か月で残り5部+5記事かぁ… 他にもいろいろやることあるんすけど間に合うんすかねぇ…

 

あとこのゲーム、主人公やモブ以外フルボイスなので作業しながらプレイできるのが良かったっす。(シャニマスのコミュもこの仕様だから良いんだよね)

 

なので今回シナリオを読みながらやっていた作業がこれ!!

プラモのパチ組み

www.kotobukiya.co.jp

 

マブラヴオルタネイティヴの主役機、不知火(国連仕様)。

きゃ~すごいかっこいい!

クリアパーツ部分は塗装するのでまだはめ込んでいません。頭も同様。

う~んかっこいい! いいキットですよ!!(ポロリ多いけどね…)

みんなも買ってくれよな!!

 

あと原作の『マブラヴオルタネイティヴ』は超名作!!!

store.steampowered.com

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Steamで基本半額割引してるから1作たったの1500円! オルタやる前に前作である『マブラヴ』からやってくれよな! 

 

というわけでではでは。(久々にはてなブログ更新したなぁ…)